まず記事は、「日本で人力車を引くような過酷な仕事をする女性を見かけた」と話題にしている。さらに、記事は「通常こうした状況は、よほど経済的に困窮しているか、高齢で仕事がないかのどちらかだ。しかし、実際に人力車を引く女性たちに、この仕事をしている理由を尋ねて驚いた」という。
女性たちは「大学で英語や中国語を勉強しているので、勉強した言葉を使える仕事に就きたかった」とのこと。この理由に中国メディアも驚いている。「そもそも、女子大生がこうしたアルバイトをするだけでも驚きなのに、中国語を使えるという理由でこうした大変な仕事をするのは尊敬に値する。しかも、人によっては大学卒業後もこの仕事を続ける人もいるという。彼女たちはそれなりの収入を得ているようだ」と述べ、たとえ大変な仕事であっても、仕事のメリットを総合的に評価する姿勢を称賛している。
実際この仕事は、体力だけでなく、語学力、観光地に関する知識、コミュニケーション能力など、あらゆる特性に秀でていることが求められる職業だ。若い時にこうした能力を磨くことの重要性を理解して、このアルバイトをしているとすれば本当に素晴らしいことだ、と称賛している。
記事はまとめとして、「仕事に対してプライドを持って望む姿勢は、日本に受け継がれたすばらしい伝統だ」と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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