ドアを開ける動作は、ノブやレバーを動かしたり、戸を押したり引いたり、犬にとっては賢さだけでなく器用さも求められる行動。そんな難しい動作を上手にできる犬を目にしたら、オーナーさんでなくても「ほぉ~」なんて感心してしまいますよね。そんな柴犬は、世の中には結構多くいるようですよ。
片手でダメなら両手で
後ろ足だけで立ち上がり、ピーンと背筋を伸ばして姿勢良くドアに向かう柴犬。
その前足がかかっているのは、玄関のドアノブです。
どうやら柴犬・いつきは、これからお散歩に出かけようとしているみたいですよ。
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しかし、片方の足だけではどうやらうまく開けられなかったよう。
写真をスワイプさせると、今度は両方の前足を使って動かそうとしていました。
どうして「片手がダメなら両手で…」という発想が浮かぶのか…その賢さにはどうしたって関心しちゃいますね。
ちょっとだけ開いていたから…スッ。
お部屋のキャリーのそばで遊んでいた柴犬サニー。
そこで向きを変え、ケージのドアがわずかに開いていた隙間にスッと前足を入れて、なかへと顔を突っ込みます。
出典:Instagram(@sunny_rei_32)
カメラのほうにお尻を向けて、何やらもぞもぞ。
いったい何をしているのかと思ったら、ケージの出入口そばに設置された水入れからお水を飲んでいたようです。
きっと遊んでいるうちに喉がかわいてしまったのでしょうね。
とはいえ、自分で前足を使ってドアを開けて飲みに行くのだなんて…その器用さには拍手ですよね。
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隙間があれば力技でいけちゃう
スライド式ドアの隙間から見えているのは、柴犬・豆助座衛門のお顔です。
ドアの向こうで一旦立ち止まり、まるで何かの準備運動でもするかのようにブルブルブルッと柴ドリル。
そしてドアの隙間にムギュ~とマズルを押し込んで、力技で引き戸を開けてしまいました。

出典:Instagram(@mamesukezaemon)
そして、動画は立て続けに2本流れます。
1本目では自力でドアを開けた豆助座衛門でしたが、2本目の動画ではドアの隙間から「開けくれる…?」とでも言いたげにオーナーさんを見つめています。

出典:Instagram(@mamesukezaemon)
開けてくれないとわかると、結局豆助座衛門は自分でドアをこじ開けます。
ちゃんとオーナーさんの出方を見て、状況判断しているのもこれまた賢いところ。
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どうやってくぐればいいの…?
お庭にいるのはまだパピーの福。動画はペットドアをくぐる練習中の福を撮影したものです。
はじめは戸惑う様子を見せていた福。
しかし、マズルでドアを押してみると、開くということがわかったようです。

出典:Instagram(@fukufuku.shiba)
すると「入れるんだ…」とばかりにドアの存在を理解し、福は無事に家のなかへ!

出典:Instagram(@fukufuku.shiba)
無事達成した福でしたが、それよりもオーナーさんの歓喜の声に、ドアをくぐれたことへの嬉しさがあふれていたようですね。
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1度できるようになったら、すぐに福はドアくぐりをマスターしたそうです。
オーナーさんからいっぱい褒めてもらえたし、これからは自由に家のなかと庭とを出入りできるでしょう。
意外と簡単にドアを開けられる柴犬がいるのは、それだけ人間の行動を観察しているということかもしれませんね。
目標のため柴犬自身が何度もトライして、地道に練習を重ねているのだとも想像できます。
ただし、上手にドアを開けられる賢い子のいるお宅では、くれぐれも施錠を忘れないようご注意を!
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