柴犬は本当に健気な犬です。特に、賢くてお利口さんな分、毎日訪れる「いってらっしゃい」のお見送りは、暴れるでも騒ぐでもなくしっとりと「…いってらっしゃい」な姿を見せてくれるのですが、まるで気持ちを噛み締めたようなお顔や仕草には、どうしたって後ろ髪がグイグイに引っ張られてしまうのです…。
ちょっと無理したって、見えるところから
まずはハナちゃんから。窓に前足を掛けて健気すぎる「いってらっしゃい」をしています。
きっとハナちゃんの体の大きさでは少し高さが足りないのでしょう。前足の様子をみるとギリギリな感じ…。
それでも姿が見えるところから、最後までオーナーさんのことを見つめたいのです。
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スワイプすると、この時の後ろ姿を撮影された画像が。
もう人間のようにまっすぐ立ちかかっていますね。
その姿勢の良さから、やはり無理をしている感じがうかがえます。
こんな姿を見せられたら、そのまま玄関に引き返したくなっちゃうよ…。
もう、こんな姿見せられたら…!
お次はジルさん。これまた切ない様相になっているよう…。
見る限り、少し厚めのカーテンを捲り上げ頭をグイッと突っ込んだのでしょう。
やや深めに被ってしまったようですが、そこまでしてでもやっぱり、最後の最後まで姿を見届けたいのです。
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これは切なさと同時に可愛さに襲われて、大至急抱きしめたくなってしまうだろうなあ…。
しかし、とっても切ないとはいえここまで愛されたらオーナーさんも毎日幸せを感じていることでしょうね。
3柴いたら、3倍つらくなる
お次は3柴トリオのシーンです。お名前は黒柴らん、赤柴まろん、白柴もこ。
きれいに並んでいってらっしゃいをしています。
しかしそのお顔がつらそうすぎて…その場から立ち去れそうにないほど、哀愁と切なさを放ちまくりです…。
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もちろん、頭数分悲しくなるのは言うまでもないでしょう。
「みんな、ほら笑って! みんなで遊んで過ごしていてね!」なんて声を掛けたところで、柴犬たちはオーナーさんがそばにいて、やっと楽しく遊べるもの。
その気持ちをオーナーさんも知っているでしょうから、やっぱり「出かけたくない…」という感情に襲われているでしょうね。
健気にいい子すぎて…
こちらは小次郎さんのお見送りシーン。なんだかもうとってもお行儀がよくて、決してそばまで駆け寄るでもなくしっかりと距離をとり、まるで「お留守番=しばしのお別れ」と言うことをしっかり理解しているかのように、お座りしてのお見送りです。
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これはこれで、ここまでいい子すぎると「ああ、今日も我慢をさせてごめんね…!」と思ってしまうもの。
となるともう、どうしたって「お留守番」をさせることの切なさからは逃げられないのですよね…。
見えるところまで、諦めないで頑張る
最後はぽん子さんです。なんと、お庭の大きな石の上に乗り上げ、さらには前足はより高い石に乗せて、ぎりぎりまで見える位置を求めて頑張ってお見送り中。
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スワイプすると、石と石の距離が離れていることがわかります。
そこまでして、最後の最後までオーナーさんの姿が見える位置で頑張っていると思うと、もう健気すぎる心には涙が出ちゃいそう…。
在宅勤務が明けたみなさんは、きっと出勤時にまたこの「切なすぎるお見送り」を経験していることでしょう。
一緒にいる時間が長かった分、お互いにより寂しさが募るもの。
どうぞ、帰ってきたら何よりも愛柴との時間をとってあげることを考えてあげてくださいね。
犬たちは人間が思うより何倍も何倍も長い時間に感じながら、お留守番を頑張っているのですからね。
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