130年以上の歴史を誇るチリで最も歴史のあるワイナリーの一つ、コンチャ・イ・トロ社の酒蔵は、そのあまりのおいしさに盗み飲みする者が後を立たず、困った主人は「この蔵には悪魔が棲んでいる」という噂を流してワインを守ったという。そんな伝説を残しているほどおいしいというチリワイン『カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス』を飲んでみた。
■フルーティーで香り豊かな白ワインが大人気! 悪魔の蔵のワインで、間違いないおいしさを体験する!
ポリフェノールがたっぷりな赤ワインも良いけれど、きりりと冷えたフルーティーな辛口白ワインのうまさには敵わない。そう考える人は少なくない。実際に近年の白ワインのトレンドをメルシャンが調べたところ、ステイホーム期間で家庭用ワインが伸長し、その好みは「辛口」「フルーティー」「フレッシュ」なのだとか。
そんな路線のワインの中で王道を行くのが、メルシャン『カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス』(750ml瓶・実勢価格 税込1,433円・発売中)である。創業130年以上のチリのワインメーカー、コンチャ・イ・トロ社の製品で、悪魔の名前を使い盗み飲みを防いだくらいにおいしいといういわれのあるワインである。
ペドロ・ヒメネスはチリ北部で栽培されているぶどう品種で、チリの伝統蒸留酒・ビスコの原材料として使用されていたもの。カッシェロ・デル・ディアブロが悪魔の蔵という意味。赤ワインも存在するが、今回は白ワインの『カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス』を紹介したい。
チリワインは近年人気を高めており、日本でも農薬使用量が少ないワインとしても知られている。果たしてその味わいはどんなものだろう。
■『カッシェロ・デル・ディアブロ ペドロ・ヒメネス』悪魔の蔵から生まれた爽やかフローラル&フルーティー
開けやすいスクリューキャップをひねると、確かに甘い花の香りが広がっておいしそう。水色(すいしょく)わずかに緑がかった淡いきれいなイエロー。
爽やかで華やかで飲みやすいこの味わい、デイリーワインとして導入すれば確実に上機嫌な家庭を構築してくれそう。悪魔の蔵伝説からイメージされるおどろおどろしい雰囲気とは裏腹に、幸せ感あふれる、初心者でも普通に”おいしい!”と感動できるタイプの白ワインである。
ただ盗み飲みが多かったのは納得いくし、蔵の主人がなんとしてでも守りたかった気持ちもわかるあとをひくおいしさ。ふんわいほろ酔いをずっと続けたくなる平和な味わいだ。
入手はAmazon、イトーヨーカドーネット通販、カインズ、ビック酒販などのオンラインストアや、全国の酒類取扱店などで可能だ。











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