フィリップス『ヌードルメーカー』に新キャップが登場!ペンネ、...の画像はこちら >>

2014年6月に発売以来、注目を集めているフィリップス『ヌードルメーカー』。記者も実際に使ってみて、生麺のあまりの美味しさに驚いたことを記事でお伝えした。

うどん、そば、ラーメン、パスタが約10分で製麺できる手軽さは、炊飯器・ホームベーカリーに次ぐ、第3の主食家電として人気となっている。その『ヌードルメーカー』から、新たにペンネや1.3mm用のパスタが作れる新キャップが登場。また、今まで作れなかった米粉を使った麺や、余った生地のリメイク法など新レシピが公開されている。


フィリップス『ヌードルメーカー』に新キャップが登場!ペンネ、極細パスタ、餃子の皮まで作れるようになった!

10月中旬より発売となった『パスタキット』はペンネ用と1.3mm用のキャップが入っている。またすでに別売りされている0.8mmシート用キャップでは、餃子の皮やラザニアを作ること出来る。そして、発売当初は米粉を使った麺は作れないということだったが、新たに米粉麺や冷麺が作れるようになったり、余った生地をリメイクするレシピなども公開された。
フィリップス ヌードルメーカー リジナルレシピ公式サイト

おためし新商品ナビでは、以前『ヌードルメーカー』の使い方や感想などをレポートしているので、基本的な内容はぜひそちらを参考にしてほしい。
10分で製麺できるフィリップス『ヌードルメーカー』を使ってみた!

今回は、新しいキャップで作るペンネ、1.3mmパスタ、0.8mmシート、また新メニューの米粉麺をご紹介する。

ペンネ、1.3mmパスタを作ってみよう!

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まずは、今回新たに発表された『パスタキット』から見ていこう。セット内容は、ペンネ用キャップ・1.3mm用キャップ、そして清掃用のニードルが入っている。
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ペンネ用のキャップのパーツは2つに分かれており、組み合わせて使う。ニードルは詰まった麺を取り除くのに使う。
販売価格は1,780円(税別)前後。
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今回はほうれん草入りのペンネを作ってみることにした。基本的な製麺方法は変わらない。粉を入れ、水分を少しずつ加え、こねていく。水分の量は今までは90mlだったが、ペンネの場合は95ml。やや多めの水分量でこねていく。製麺が開始したら、好みの長さにカットしていくだけ。

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筒状のペンネが次から次へと出来ていく。厚みがあるので、しっかりと12分茹でてソースと和える。

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ほうれん草入りペンネをクリームソースで頂いてみた。もちもちとした食感の生パスタはやはり美味しい。製麺してカットする時に、ややペンネの穴が潰れてしまったりするのだが、その場合は少し手で直してあげると、穴がきちんと開く。

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次に1.3mm用のキャップでパスタを作ってみよう。
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1.3mmということで、とても細いパスタに仕上がる。細いこともあり、製麺後は多少くっつきやすい印象。打ち粉をやや多めにしておくと良さそうだ。
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ゆで時間は1分と短い。また茹でた後は、1度冷やした方がきちんとコシが出て良い。オリーブオイルやハーブと簡単に和えて、サラダパスタにしてみた。やはり、生パスタの美味しさは格別である!

ここで、マシン清掃について確認しよう。

使用後のお手入れが1番時間がかかる!?

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さて、使用後のお手入れは相変わらず手間がかかる。少し乾燥させてから、細かく付着した麺を取り除いていかなければならない。ペンネ専用のクリーニングキャップは特にないが、もともと本体に付属しているクリーニングキャップが利用できる。

フィリップス『ヌードルメーカー』に新キャップが登場!ペンネ、極細パスタ、餃子の皮まで作れるようになった!

1.3mm用キャップはニードルがついているので、穴に差し込んで詰まっているものを取り除いていく。

とにかく『ヌードルメーカー』の取り扱いの中で1番時間がかかるのは、この使用後のお手入れである。それくらい製麺自体は手早く出来るし、簡単なのだ。

0.8mmシートで餃子を作ろう!

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次に0.8mmシート用キャップ。こちらは2014年8月より販売を開始している。餃子の皮やラザニアだけでなく、生地を好みの幅にカットしてオリジナルの生麺も作ることが出来る。販売価格は1,380円(税別)前後。

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今回は餃子の皮を作ってみた。粉、水を入れて製麺スタート。シート状になって出てくるので、打ち粉をしながら生地をまとめていく。
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途中でカットしたりせず、1枚の長いシートのままにしてみた。出来上がるシートの幅は約9cm。
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餃子の皮を作りたい時は、コップなどを使い円形にカットしていく。
1枚のシートから約20枚の餃子の皮を作ることが出来た。この時、生地が余るが、茹でればもちろん麺として頂くことが出来るので、すいとん風にしたりと無駄なく使いたい。
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餃子の餡を包み焼いてみると、こちらももちもちの餃子の皮が美味しい。ただし、市販のものよりもかなり厚みがあるので、多めの水でしっかりと蒸してあげるのが焼くときのポイントになる。

気候や湿度で生地の状態が変わる

さて、前回『ヌードルメーカー』を使用したのは発売当初の2014年6月頃だが、今回(10月中旬)使ってみると、出来上がりの感じが少し違った。空気が乾燥してきているので、いつもと同じ水加減だとやや水分が足りない印象で、出てくるパスタや麺にエッジ(麺の表面がギザギザな状態)がたくさん出来てしまったり、製麺後の麺がとにかく乾燥しやすいのだ。これはパン作りなどと同じで、打ちたての麺も気候や湿度により生地の状態が変わる。
これから冬の季節になるとさらに乾燥しやすくなるので、水分量の微調整や、出来上がった麺をふきんやラップなどで包み乾燥を防ぐなどの対応が必要になってくるだろう。

このあたり、使いこなす側の技術が問われる部分で、難しくもあり、また楽しくもある。

7種類のキャップが勢ぞろい。バリエーション豊かな麺を楽しもう!

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『ヌードルメーカー』にはじめから付属しているキャップは、1.6mm角麺、2.5mm角麺、1.6mm平麺、2.0mm丸麺の4種類。そこに、ペンネ、1.3mm細麺、0.8mmシートが加わったことで全7種類と、よりバリエーションが広がった。

最後に、発売当初は作れないとされていた米粉を使った麺も作ってみよう。

米粉麺・冷麺のレシピも登場!

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フィリップス公式ページで、新たに、米粉麺冷麺のレシピが公開されている。こちらは、米粉と片栗粉を使い、冷水ではなくお湯を使う。他の麺は90ml前後の水を加えるのだが、米粉の場合は145~150mlとやや多め。

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はじめは分量通りに作ってみたのだが、製麺して出てくる麺がボトボトちぎれて出てきてしまった。そのため、ほんの少し水分を足したのだが、今度はまとまりすぎてしまい、製麺のスピードが落ち、なかなか麺が出てこなくなってしまった。米粉麺は作ったら、すぐに茹でて冷水でしめると書いてある。その際、あまりかき混ぜないこともポイントだ。

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何とか形になった米粉麺を茹でて、冷水でしめる。鶏だしスープをベースに頂いてみた。つるっとした食感で、米粉の風味もちゃんと出ているが、麺がとても切れやすく、細かくなってしまう。また、どんどんふやけてしまうので、少し食べづらさもあった。

他のうどん、そば、ラーメン、パスタがとても簡単に製麺出来るので、それに比べるとやや難しい印象。本体発売当初からレシピ公開しなかった理由は、この難易度によるものだろうか。何度か作ってみることで、水分量などの見極めが出来るようになるかもしれない。味が良いのは間違いないので、またチャレンジしてみたくなった。

ヌードルメーカー専用のミックス粉も登場!

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やはり、『ヌードルメーカー』で作る打ちたての麺はとにかく美味しい。色々なバリエーションで作ってみたくなるし、粉にもこだわりたくなる。そんな中、『ヌードルメーカー』専用のミックス粉が鳥越製粉株式会社より販売されている。食物繊維が豊富で高い栄養価を持つ「麩ふすま」を使用しており、糖質を最大70%カットした低糖質タイプのミックス粉である。パスタ風、うどん風、ラーメン風の3種類が発売中。希望小売価格は各980円(税別)。

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鳥越製粉 PHILIPSヌードルメーカー専用 低糖質うどん風ミックス 500g TR300

ともかくこの『ヌードルメーカー』がオモチャ家電でないことは、繰り返しお伝えしておきたい。付属レシピ通りに作るだけで市販の乾麺より圧倒的に美味しい生麺ができる。そして粉の配合や捏ね時間、茹で時間などレシピを追求すれば、プロ顔負けのクォリティで応えてくれる。そういうマシンだ。

新キャップも期待を裏切らない出来である。もし購入を迷っているならば、手に入れても損したとは感じないだろう。


フィリップス ヌードルメーカー HR2365/01

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