小規模醸造所による個性あふれるクラフトビールブームを経て、コーラにも手作りブームが到来した。その中で今年6月にリリースされて話題を呼んだのが『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』だ。
今回早くもリニューアルということで、コーラ大好き記者が味を旧製品と比較、さらに追いスパイス実験も行ってみた。


■「ナツメグ」「カルダモン」「シナモン」「クローブ」「ジンジャー」「ダークチリ」「オレガノ」「陳皮」「クミン」「ガーリック」入り、今回はジンジャー感をアップ!
おうち時間の増大で、コーラ作りに挑戦する人が増え、クラフトコーラがブーム中。シナモンやナツメグ等のスパイスと柑橘果実を煮込んで甘みを足し、シロップにして炭酸を加えるというのが基本だが、クラフトコーラはもっと自由に好みのスパイスを加えるのが特徴だ。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】
ブレンドされているスパイスを明記した! 衝撃の「ガーリック」…
そんなクラフトコーラ人気を背景に、今年6月に登場したポッカサッポロフード&ビバレッジ『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』(450mlPET・希望小売価格 税込151円・2021年9月6日発売)が早くもリニューアルした。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】

ちなみに使われているスパイスは、ポッカサッポロのグループ会社で、マスコット・ブランドでおなじみの1947年創業の老舗スパイスメーカー「ヤスマ」が手がけているのは、変わらない。


■『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』、旧製品からどう変わった!?
もちろんコーラ好きなので、旧製品も飲んだことがあるが、あらためて比べてみたいと思う。まずは旧『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』。グラスに注ぐと一瞬泡立つが、すぐに消えるのが通常のコーラと違う。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】
右がNEW
飲んでみるとそれほど昔のことではないので、覚えている味を感じた。クローブが中心になっており、レモンの酸味を感じるとともにシナモンがアクセントになっているが、その他のスパイスは今ひとつわかりにくく、毒々しい黒い液体と言うわけでもないので、コーラ感はそれほど強くない。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】
原材料は砂糖が先頭に来た。カロリー、糖質も微増(右がNEW)
なるほど、ここからどうなったのか、『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』を飲んでみたい。
いきなり飲むと感じるジンジャー感にびっくりした。これはいわゆる辛い方のジンジャーエール(ジンジャエール)並みの辛みだ。鼻につんとくる刺激がすごい。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】

飲み進めると、他にもいろいろなスパイスが入っているはずなのだが、ジンジャーの刺激でマスキングされている印象で、なかなかにクセがある。しばらくこれはコーラなのだろうか、そもそもコーラの味って何なのかとアタマの中でグルグルしてしまった。

パッケージに明記されていてドキリとした「ガーリック」はあまり感じなかった。
■追いスパイス実験! 『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』をカスタマイズしてみた!
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】

もちろんクラフトコーラ魂を持った人のスタートラインとしては、新『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』は最適なのかも知れない。すでに「ナツメグ」「カルダモン」「シナモン」「クローブ」「ジンジャー」「ダークチリ」「オレガノ」「陳皮」「クミン」「ガーリック」と、使用スパイスが明記されているからだ。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】

今回はスーパー店頭でおなじみの「マスコット」のスパイスとスパイスではないけれど風味付けに鉄板の「ポッカレモン100」も入手したので、順にためしてみよう。

「シナモン(カシア)」おすすめ度★★★★★
普段からコーラにシナモンを入れて楽しんでいる記者なので、これは自信を持っておすすめできる。ただ入れすぎには注意。樹皮の粉末なので溶けないのだ。
たっぷり入れてグイッと飲むと、ほぼ100%むせるし、苦みも増してしまう。
スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】
シナモンは溶けません
耳かき一杯程度で充分。すると甘やかさと同時にシナモン特有のエキゾティックさが味わえる。ただシナモンとして流通しているものには大きく「カシア(インドシナモン)」「セイロンシナモン」の2種類がある。スパイシーさよりも柔らかさを求めるのなら、多少高くつくがセイロンシナモンの方がおすすめだ。

「ポッカレモン100」おすすめ度★★★★★
次に鉄板なのは「ポッカレモン100」。とくにコーラにレモンスライスを入れたがる派、レモン味の強いペプシ系コーラが好きならば、間違いない。酸味が増えるほど、スッキリする。

「ブラックペッパー(パウダー)」おすすめ度★★★
新『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』の強めのジンジャー感と合わさると、なかなかの料理感。肉を漬け込んで焼いたらおいしそうな強めのスパイシーさだ。あくまで隠し味要員だと思う。

「オールスパイス」おすすめ度★★★★
ヨーロッパ料理で料理にもスイーツにもよく使われる、ナツメグ、シナモン、クローブの香りを併せ持つといわれるオールスパイス。
新『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』と合わせると、コーラ方向に少し引っ張られる気がした。

そもそもこれを入れれば、シナモン、クローブは必要ないかも。

「花椒(ホアジャオ)」おすすめ度★★★
麻婆豆腐や担々麺でシビれる辛さのもととして使われる花椒。予想通りにシビれたが、コーラの新たな地平を切り開きそうな味になって驚いた。少量ならありかも。

「五香粉(ウーシャンフェン)」おすすめ度★★
クローブ、シナモン、スターアニス、フェンネル、陳皮、花椒などの中華料理に必要なスパイスを5種類以上ブレンドしたスパイスミックスが「五香粉」。一気に複雑な味わいになる。コーラとしておいしいと感じるかどうかは別として。

「ガラムマサラ」おすすめ度★★
カレー店でコーラを注文して食べた時の口の中を再現できる感じ。悪くはないけれど、かなり難しい範疇に入ると思う。

「ジンジャー」おすすめ度★
もともとショウガ味が辛かった新『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』なので、これを追加するのはかなりのチャレンジャーだと思う。どんどん別物になっていく。


スパイス感が特徴の『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が早くもリニューアル。さらにスパイス感UP!【新旧比較&追いスパイス実験】

成功するかどうかは別として、コーラに追いスパイスというのはけっこう楽しい。今回は1種類ずつためしたが、組み合わせもありなわけで、本気でためしたら夜が明けそうだ。

新『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』の入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

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