本物のカニ風味を追求した「ほぼカニ」や「サラダプラス ほぼホタテ」、「サラダプラス ほぼタラバガニ」などのこだわりの”ほぼ”シリーズにニューフェイス登場。今度はいくら醤油漬けを魚卵成分なしで再現した『ほぼいくら』だ。
■きらきら鮮やかないくらオレンジは、いくら以外の何ものでもない!
カネテツデリカフーズ(兵庫県)の話題必至の新製品が、『ほぼいくら』(50g・希望小売価格 税込480円・2022年2月25日発売)。カニやほたてでそのほぼほぼ化に定評のある同社が、ついに魚卵界に乗り込んだのだから、気にならないはずがない。
ターゲットとなったいくらはもちろん、サケの卵。近年地球温暖化の影響による海水温の上昇によりサケが記録的不漁となっている現実があり、価格も高騰しがちだ。サケの乱獲を防ぐサステナ的な意味合いでも重要な製品だ。
近年子どもたちの間で魚卵がアレルギー源となることが報告されているが、この『ほぼいくら』は植物油やサケオイル、食物繊維などを駆使して作り上げているので、安心だ。また親世代では、コレステロール値に不安を抱いている人に安心な低コレステロール(7mg)という特徴もある。
■『ほぼいくら』を食べてみた
袋から出てくる様子、目視した限り醤油漬けのいくらそのもの。おいしそうな海と醤油のハーモニーによる香りがするので、鼻確認でもこれはわからない。すごい完成度だ。何も言われずに食卓に置かれていたら、わからない。
きらきらオレンジの透明感の、『ほぼいくら』をそのまま食べたら、少しだけさっぱりしている気もするが、プチプチの食感とともにいくら感がしっかりある。よくよく考えるといくらは普段、そのまま食べると言うより、お寿司や熱々のご飯にのせたり、下に大葉をしいたりでわさびを利かせてみたりで食べてることが多いのに気づいた。
そこで同じ条件でためすと、いきなり本物のいくらとの区別がわからなくなる。ただ熱々のご飯にのせたときは温度が上がったせいか、いくぶんプチプチ感の勢いが薄れた気がするので、冷やして食べるのがいいようだ。食感だけでなくいくら特有の旨味も再現しており、本物のいくらの醤油漬け同様、ご飯が止まらなくなるのに注意したい。
おすすめはちらし寿司や手巻き寿司。冷めた酢飯ならもうほぼ本物だ。入手は全国のスーパーなどで可能。











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