日本が原産国のわさび。刺身やお寿司、蕎麦などの薬味に欠かせない。
■チューブでもとことんこだわりたい人のための、本格おろしたて風味
万城食品(静岡県)は、1952年創業の粉わさびを販売するわさび屋で、練りわさびや生おろしわさびなど、数多くのわさび商品を手がけている老舗食品メーカー。刺身パックなどについてくる「添付用わさび」の売上は業界トップクラスのシェアを誇る。現在ではわさび製品に加え、蒲焼のたれ、からし酢みそ、ドレッシング、調理用調味料など多様な商品を展開。

とことんわさびにこだわる万城食品(ばんじょうしょくひん)から『おろし本わさび匠』と『わさび塩』が新発売されたのでご紹介しよう。

どちらも静岡産の本わさびを使用。静岡県はわさび栽培の発祥地でもあり、日本一のわさび産地。豊かな湧き水で育った静岡産わさびは、色合いや辛味などに優れている。鮮度が命のわさび。家庭でおろしたての風味を味わいたくても、なかなか難しかったりもする。
■『おろし本わさび匠(たくみ)』

『おろし本わさび匠』(25g・実勢価格 税込240円前後・発売中)は、おろしたてに近い豊かな風味を実現した本わさび。

適量が取り出しやすく、使いやすいチューブタイプとなっている。
■『わさび塩』

『わさび塩』(30g・実勢価格 税込350円前後・発売中)は、ドライタイプで粉状のものが主流ななか、新たに開発したのが生タイプのわさび塩。静岡県産の本わさびの爽やかな香りと辛味に、まろやかな塩味とシャリッとした食感を両立させた。

『おろし本わさび匠』はやわらかなうぐいす色。見た目にも鮫肌でおろしたような質感で、わさびのマイルドな香りがする。『わさび塩』は濃く鮮やかな緑色。大粒の塩の結晶が入っている。
■『おろし本わさび匠』をおそばでいただいた!

『おろし本わさび匠』はとても爽やかさのある味わいで、おろしたてのような爽やかさ。少しツンとするけれど、辛さは控えめなので、わさび好きさんはたっぷりとつけても大丈夫。

鼻に抜けていく刺激が穏やかで、フレッシュなわさびを食しているようなおいしさだ。
■『わさび塩』をチーズとオリーブオイルのおつまみに使ってみた

こちらはしっかりと濃い味。

今回はチーズにちょい足ししているが、クリーミーなチーズの旨味にわさび塩がアクセントになり、絶妙なおいしさに。シャリっとした塩の食感もあり「ちょい足し」して味を変化させたい時にもオススメ。
■鮮度のいいうちに使い切りやすい少量サイズがいい

どちらもステーキなどの肉料理、お茶漬け、刺身や寿司とともに。わさび2種を食事に添えて味比べも楽しいかも。鮮度のいいうちに使い切りやすい少量サイズなのもポイント。

『おろし本わさび匠』と『わさび塩』は、全国のスーパーマーケットの鮮魚売り場や公式オンラインストアなどで購入可能だ。