アルコール度数が1%未満のお酒である「微アルコール」飲料が昨今人気だが、お菓子でも同様に楽しめるのを知っているだろうか? 『びあるラムネ梅酒味』はアルコール0.1%が入ったカリホロ食感のラムネ。アルコール感はどこまで感じられるのか、さっそくおためししてみたい!
■微アルコール界の新星現る! その正体は飲み物ではなく梅酒味ラムネ
最近市場を拡大している微アルコール飲料。
「ノンアルコールでは物足りない」「気軽に飲めそう」などという意見や、健康志向や在宅時間の増加という昨今の世情もあり、今まで飲むか飲まないかの二者択一でしかなかったところに、中間層をターゲットにしたのがこの「微アルコール」飲料である。
微アルコール飲料のなかでも”微アル”の火付け役「アサヒ ビアリー」などは、お酒は体質的に飲めない、またはアルコールを控えたいけれどアルコールを楽しみたいという層にとくに人気を博しており、実際に店頭で見かけたり手に取ったことがあるという人も少なくないだろう。
そんな微アルコールが飲み物ではなくお菓子で楽しめるというのが、UHAピピン(大阪府)『びあるラムネ梅酒味』(30g・実勢価格 税込138円・発売中・都内ファミリーマートにて購入)。アルコール0.1%未満の微アルコールが特徴の梅酒味ラムネだ。
アルコール0.1%はどれほどその風味を感じられるのだろうか。不安と期待が入り混じったなかでさっそく開封。
ブルーをベースにしたシックな感じのパッケージには、今回の主役である梅酒もプリントされている。原材料を見ると、粉末酒などとあり0.1%未満の微アルコールが入っていることが分かる。
■『びあるラムネ梅酒味』を食べてみた!
さっそくチャックを開けてみるとまず飛び込んできたのが、やさしいアルコールの香り。「これ明らかにお酒入ってるじゃん!」という強烈な香りではなく、少量0.1%アルコールということもありほんのりとした香りでそのなかに梅のさわやかな香りもうっすらと感じることができる。
袋のなかにはコロコロっとしたラムネがたくさん入っており、1粒取り出してみると直径は1cmでつまみやすそう。
いざひと口食べてみると、梅どうこうの前にアルコールのテイストがすぐに口のなかに伝わり、本当にアルコール0.1%だよね? とパッケージを見返すほど。ここまでお酒感があることに驚いた。アルコールの感覚に気を取られていたが、味わいはというと梅酒を飲んだときのようなさわやかな酸味が感じられ、それがわずかなアルコールのテイストと合わさってまさに梅酒を飲んだときのような爽快感がある。
口に入れてひと噛みした途端、すぐ口の体温でほろほろと溶けていき、いつの間に口の中からなくなっていく。まさにカリッと噛んでホロっと溶ける“カリホロ食感”で儚さすら感じる噛み心地だ。
アルコール0.1%未満ということもあって「そこまでアルコールの感じはないんでしょ?」と思っていた記者だったが、これは後味まで少々アルコールを嗜んだときと同じ感覚に陥るほどの梅酒味。しかし、酔っぱらったりすることはないのでご安心を。
チャック付きパッケージなのでどこでも食べられるというメリットはあるが、0.1%ながらアルコールは入っているので、食べるタイミングや普段まったくお酒を飲まない人は気を付けた方がいいかもしれない。とはいえ、体質的にあまりアルコールは……という人(記者もそのひとり)もこれなら気軽な気持ちで楽しむことができ、あの爽快感がお酒でなくラムネから味わえるのは画期的だと思う。
全国のファミリーマートなどのコンビニエンスストアなどで入手可能。











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