エモいと言えば近年は、昭和中心のレトロ感をさすようになった。今回は、ピンクのパッケージがかわいい『いちごオレキャンディ』と、物憂げな少女のイラストが印象的な『エモ喫茶 クリームソーダ』の2つをおためし。
■どちらもパッケージからエモさMAX。昭和レトロに浸れるミニキャンディ
近年のエモいの代表格といえば昭和レトロ。
今回紹介するのは、昔ながらの喫茶店にありそうな「いちごオレ」ドリンク味のカンロ(東京都)『いちごオレキャンディ』(26g・実勢価格 税込128円・発売中※都内セブン-イレブンにて購入)と『エモ喫茶 クリームソーダ』(38g・実勢価格 税込約138円・発売中※都内セブン-イレブンにて購入)をおためししてみた。
■『いちごオレキャンディ』を食べてみた!
まずは昭和のいちご牛乳をイメージさせる『いちごオレキャンディ』。紙パックや瓶入りを思わせるパッケージで、とてもノスタルジック。ピンク色がなんともキュート。
片手で持てるサイズ感や、チャック付きなので持ち運びが便利なのも良い。チャックを開けると、おお、懐かしい感じのいちごとミルクが合わさったやさしい甘い香りがしてきた。
ピンクと薄ピンクの 2種類の飴を組み合わせたというキャンディを1粒手に取り、口の中へ。いちごとミルク2つの味わいが主張しすぎず見事に調和していて、やさしい甘みに癒される。北海道産生クリームも使われているという。
記者は子供の頃よくいちごオレを飲んでいたこともあって、このレトロなパッケージ、味、思い出の3拍子でちょっぴり昔にタイムスリップ。
昔ながらのいちごオレがそのままキャンディになったような、まさにエモさを感じる味わいだった。
■『エモ喫茶 クリームソーダ』を食べてみた!
お次は、クリームソーダと少し憂い気な少女のイラストが描かれた純喫茶イメージの『エモ喫茶 クリームソーダ』。
80年代風のオールドスクールなデザインで、パケ買いしたくなるデザイン。パッケージ裏の上部にもこの少女は描かれているのだが、切り口で袋を切ると上部が離れてしまうのでちょっと悲しい。
袋を開けるとたしかに、メロンソーダではなくバニラっぽさも感じるクリームソーダの香りだ。キャンディもメロンとバニラの色合いがマーブルになっている。外見はレトロだが、中身は洗練されているなんてことはないだろうか? 気になってきた。
さっそく実食してみると、フルーティーなメロンの味わいがバニラよりも優勢だが、随所で感じるバニラのやさしい甘みが、クリームソーダの味わいをより再現していると思う。
キャンディの色の異なる部分では、舌触りがツルツルとそうでない箇所もあったりして、舐めていて楽しい。エモいパッケージを見ながら食べると、より昔ながらの喫茶店のクリームソーダ感が高まっていい感じだと思った。
どちらもパッケージ・味わいともに昭和レトロ感があって、どこか懐かしさを感じるテイストだった。
全国のコンビニエンスストアなどで発売中。











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