かつて、おせんべいは「ひび割れ」がタブーとされていた。そんなタブーを打ち破り、新たな美味しさを追求した『無選別城壁京味』は、発売から40年以上愛されてきたロングセラー。
歯切れがよくて、上品な味付けのおせんべいが愛される秘密を食べて確認してみた!
■特徴的な「ひび割れ」がパリッと食感とソフトな口溶けを両立
米菓や生菓子の製造・販売を手掛けるひざつき製菓(栃木県)で、発売から40年以上も愛され続けている商品がある。それが『無選別城壁京味』(内容量 190g・希望小売価格 税込378円・発売中)だ。
その大きな特徴が、おせんべい全体に走る伝承の「ひび」。まるで城壁のひび割れのような見た目で、一見すると硬そうに感じるが、実はこの「ひび割れ」のおかげで口当たりがやさしく、パリッとした歯切れにつながっているという。
「無選別城壁京味」は発売から40年以上が経つ、ひざつき製菓の看板商品。「第20回菓子大博覧会名誉総裁賞」も受賞している、まさに“栃木銘菓”とも呼ぶべきおせんべいなのだ。
秘伝の「ひび」は、製造過程でわざと入れているそう。この「ひび」により、外見はパリッとした食感に仕上がり、内側はソフトでふわりと軽い口溶けを両立しているという。また、この「ひび」のおかげで味のコントラストが生まれ、従来になかったおせんべいの美味しさを引き出している。
それでは、実際に『無選別城壁京味』を食べて、その美味しさを確認してみよう。
■お茶うけはもちろん、お酒のおつまみにも最適!
この『無選別城壁京味』は、うるち米にもち米を少しだけ混ぜ、細かく挽いてから甘みが出るまでしっかり練っているという。
いわゆる「堅焼きせんべい」の製法で、パリッとした歯切れの良さが魅力となっている。
半分に割って、一口食べてみる。非常にソフトな口当たりで、ふわっと溶けていく感覚。「京味」というだけあって、あっさりした上品な味付けながら、しっかりとした味わいを感じられる。全体的に軽快なおせんべいなので、いくらでも食べられる印象。
おやつとしてお茶うけに合うのは言うまでもないが、上品な味付けなのでお酒のおつまみにしても最適。ビール片手に、パリパリと1袋あっという間に食べてしまった。
■40年以上も愛されるのが納得の食べ飽きないおせんべい
『無選別城壁京味』は、特徴的な「ひび割れ」がパリッとした歯切れと、中身のソフトな口溶けのハーモニーを醸し出し、さらに京味という上品な味付けのおかげで食べ飽きないおせんべいに仕上がっている。これは40年以上も愛される“栃木銘菓”とも呼ぶべきおせんべいということが納得できる。
なお、『無選別城壁京味』の購入は関東を中心としたスーパーマーケットやドラッグストアなどで。
公式サイトはこちら
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