白球を追いかけたあの頃。思い出すのは、夕暮れのグラウンドと汚れたボール。
■けっこうな汚れの軟式球でも新品のような白さになる!
野球はグラウンドで行なわれるスポーツ。しかも、少年野球やアマチュアの草野球は、ほとんどが土のグラウンドで行なわれる。当然、ユニフォームもボールも土で汚れるが、ボールが汚れると打球が見えにくくて危険なのだ。そのため、練習や試合終了後にはボールを洗わなければならないが、軟式球は特に空気抵抗を作るために表面は細かい凹凸が施されている。その隙間には、土がしぶとくこびりついて汚れがなかなか落としにくい。
そんな野球少年たちにお助けアイテムが登場した。池本刷子工業株式会社(大阪府東大阪市)が販売する軟式球専用ボールクリーナーブラシ『Hakkyu Boy(白球ボーイ)』(希望小売価格 税抜1,600円・発売中)だ。ボールの球体に合わせてナイロン製のブラシを配列しており、回転させることで汚れを一気にかき落とすことができるのだ。
『白球ボーイ』本体は、PCのマウスぐらいの大きさ。内側にはブラシが規則的に配列されている。
取扱説明書に従って、左手に人差し指と中指の間に突起を挟んで持ってみる。PP樹脂製で非常に軽く、しかも掌にしっかりとフィットする。安定しやすい形状になっており、これは力を込めて軟式球を回転させられそうな予感がする。
洗浄するための内部に配置されたナイロン製のブラシは、硬めの歯ブラシのような手触り。まあ、よく考えてみれば歯ブラシも、歯の隙間の汚れを落とすためのモノなので、同じ用途だよなと再認識。当たり前のことだが、なるほどなあと感心した。じゃあ、さっそく使って試してみよう。
■がっちり汚れたボールは果たして…
公園でさんざんキャッチボールして遊んだ軟式の公式球を用意した。ニューボールと比較したら、全体が薄っすらと土汚れをまとっている。こんな汚れたボールがキレイになるものだろうか。
使い方はいたって簡単。『白球ボーイ』と汚れた軟式球の両方を水で濡らし、ブラシ部分にボールを少し押さえながら入れて、10~20回程度回すだけ。
まず、半分だけクリーニングしてみた。ウ、ウソだろ!? 新品並みに真っ白になっているではないか。洗剤も何も使っておらず、しかも5分ぐらいしか時間が経過していないのに、こんなに効果があるとは。正直、そこまででもないだろうとタカをくくっていたが、これは驚かされた。
クリーニングを終えて、ニューボールと並べて比較してみた。どっちが新品だか、もう分からなくなってしまった。まさに「驚きの白さ」と言わざるを得ない。これはホントに素晴らしい。
■まとめ:少年野球をやっている子供がいる家庭なら必須アイテムだ
汚れたボールを白くするというニッチな市場向けではあるが、これは必要な人にとっては一家に1つ常備しておくべきアイテムなのは間違いない。しかも、野球少年が家にいるなら物を大切にするという心を育ませることができ、しかも『白球ボーイ』を2つ用意して両手でボールをクリーニングさせれば手首のトレーニングにもなるだろう。なお、野球少年が高校球児に成長したら、硬式球向けの『Mr.Rookie』(希望小売価格税抜 1,600円)というブラシに豚毛を100%使用した同用途の製品も発売されているので、そちらもチェックしていただきたい。











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