大人の、と冠する商品は多々あるが、ブルボン『チョコあ~んぱん』もその仲間入りだ。

本来子供向けとして発売されたロングセラー菓子の「オトナ仕様」は、明治『きのこの山』『たけのこの里』が先行発売して、話題を呼んでいるのは、先日ご紹介した通りである。

記者は30代半ばだが、幼少時に『チョコあ~んぱん』のテレビCMを観ていた。


ひと箱にパンがたくさん入っているのがいかにも楽しげで、憧れの菓子だった。

あれから20年以上経ち、コンビニの棚にこの商品を見つけた時、おもわずカゴに入れてしまった。

パン生地にココアパウダーを使用しているのだろう、全体がこげ茶色。

元祖『チョコあ~んぱん』の特徴であるケシの実はかかっていない。

チョコトリュフのような見た目である。

パン屋さんのワクワク感が失われてしまったように感じたが、口に入れると……確かに『チョコあ~んぱん』である。そうそう、こんな食感だった! と楽しさが蘇ってきた。

気泡をたくさん含んだ生地。

パンとして見れば決してリッチな食感ではないが、『チョコあ~んぱん』はパンと菓子の中間に位置する商品であり、この食感こそが正しいのだ、と思う。

実際、小腹が減った夕方のおやつに最適だろう。パンを食べてしまったら夕食に響くが、スナックでは満足できない時。

軽食感覚でつまめる。

元祖『チョコあ~んぱん』は久しく口にしていない。だが大人になったいま、おそらく甘すぎると感じるはずだ。その点、生地もチョコクリームもビターで、違和感なく食べることができた。

1袋55g、11個入りだった。

箱入りも発売中。

店頭価格は120円程度。

ブルボン『チョコあ~んぱん』もオトナ仕様が発売する時代の画像はこちら >>
【ご注意ください!1ケース納品です】 ブルボン 大人のチョコあ~んぱん 55g×10個入
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