エコーレア株式会社(埼玉県川口市)から、ヘナと組み合わせて使えるプレミアムなインディゴパウダー『エコーレア インディゴ』が新発売。使い方次第で、大人女子に合う黒髪系のヘアカラーが楽しめる。
■藍染の原理で 髪と頭皮をいたわりながら黒系に
成分は、インド南部でオーガニック栽培されたマメ科コマツナギ属の植物「ナンバンアイ(木藍)」の葉の部分。藍染にも用いられる色素インディゴ(インディカン)を高濃度含んだパウダーで、よく染まる。無添加で、純度が高く、不純物の混入もなく、高品質だ。
たとえば、ヘナで染めた明るめのオレンジ髪も、インディゴで重ね染めすれば、ダークブラウンから黒系に。あるいは、ヘナとインディゴをミックスすれば、その配合比率によって白髪がライトブラウン~ダークブラウン~黒系に染まるという。
■好みの配合でオリジナルの発色が楽しめる
ヘナとインディゴの配合例としては、以下の比率を参考に。
へナ7:インディゴ3→かなり明るい赤茶
へナ5:インディゴ5→明るい茶色
インディゴのみ:白髪が藍色~紫色に
『エコーレア オレンジ』のほかにも、先日新発売された『エコーレア ブラウン』、組み合わせるヘナの種類によっても発色が変わってくるので、季節や気分に合わせてオリジナルカラーを楽しむことが出来る。
使い方は、以前紹介したヘナと同じ。パウダーを溶かすお湯の分量は、髪の長さに合わせて、粉とお湯の割合を1:3にするとちょうどよい。
■ウィッグで、インディゴの染毛具合を検証!
今回は重ね染めを想定し、明るいブラウンのウィッグを使って、インディゴ単体の染まり具合を検証してみることに。
お風呂より少し高めの温度のお湯でパウダーを溶かし、マヨネーズ程度の硬さのペースト状になったら、手袋をはめた手でたっぷりと髪に塗布していく。
ムラにならないようにまんべんなく塗布した後、ペーストが冷めないようラップにくるんでホットカーペットで温めながら放置した。
1時間後、シャンプーを使ってしっかり洗い流してから、ドライヤーで乾かしたところ、あんなに明るかったウィッグが、しっかりダークカラーに染まっているのが確認できた。
■染毛後3日でダークブラウンへと変化
インディゴは徐々に発色するため、染毛直後は緑がかった髪色になることが多い。言われてみれば、ブルーというよりはどことなくグリーン味が強い感じがする。1~3日経てば徐々に落ち着いてくるということで、さらに3日間様子を見ることに。
3日後。確かにグリーン味はなくなり、黒系のダークブラウンに変化した。最初から3日後の仕上がりをイメージしながら、インディゴの量を調節するのは少々難しい気もするが、重ね染めなら簡単だし、白髪以外はビビッドな青色に染まるわけではないので、使い勝手は思った以上に良さそうだ。100%植物原料で、髪や頭皮にやさしいのも嬉しい限り。
今回紹介した『エコーレア インディゴ』、今まで紹介した『エコーレア オレンジ』と『エコーレア ブラウン』、ともによく染まり、色もおしゃれ、使い方も思っていたよりずっと簡単だった。植物系ヘアカラーにあった負のイメージ「染まらない」、「髪色に合わない」、「使いにくい」を感じさせず、白髪のおしゃれ染めにイチ押しだ。
価格は2,000円(税別)。











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