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『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した飛鳥 凛

シリーズ屈指の人気作『仮面ライダーW』で、敵のヒロイン・園咲若菜役を熱演した飛鳥 凛(あすか・りん)が、9月8日(月)発売『週刊プレイボーイ38・39合併号』に初登場。初の雑誌グラビアを撮り下ろし!

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■普段の自分とは真逆の性格の役

――意外ですけど、雑誌グラビアは今回が初めてだそうですね。

飛鳥 はい。週プレさんが『仮面ライダー』特集号を出しているのは以前から知っていたんです。4年前のひかるん(山本ひかる)のグラビアも見ていましたし。今回、お声をかけていただいたので、喜んで挑戦させていただきました。

――高原を舞台に、穏やかな雰囲気のグラビアになりました。

飛鳥 どのシーンもキレイな光で撮っていただいて、感激しました。普段、俳優としてでなく、自分自身を撮っていただく機会はないので最初は少し戸惑いましたけど、スタッフの皆さんのおかげで、楽しく臨めました。

――それにしてもご出演されていた『仮面ライダーW』(2009~10年)の放送終了から15年。美しさはお変わりないですね。飛鳥さんが演じた園咲若菜は〝若菜姫〟と呼ばれ、物語の舞台となる〝風都〟の人気アイドル。しかし実は仮面ライダーの敵・園咲家の次女で、組織の中核を担う存在。ファンのいないところでは常にいら立ち、舌打ちを連発するなど裏表のある気性の荒い人物でした。

飛鳥 私自身、普段はのんびりした性格。若菜とは真逆なので、マネジャーに意地悪したり、一生分の舌打ちをしたり、楽しみながら悪者を演じていました。でも視聴者さんに嫌われるのはやっぱり怖くて。「石を投げつけられたら、どうしよう」とかおびえて撮影所に通っていました!(笑)

――現場での苦労はありました?

飛鳥 スタッフさん方は和やかだったし、キャスト全員ともすごく仲が良かったし、特にはなかったかな。ただ劇中で若菜はラジオDJをやって、CDを出すんですけど、番組と連動して、リアルに若菜のラジオ番組をネットで放送し、CDやMVも作ったんです。それが大変で。

特にラジオははがきを読んだりもするんですけど、基本、フリートーク! こんな難しいことがあるのかと思いながら、毎週収録に臨んでいました(笑)。

――思い出のシーンは?

飛鳥 園咲家を出ようと、菅田将暉くん演じるフィリップと駆け落ちを図るシーンですね(第37話)。橋の上で行こうか、どうしようか、相談するんですけど、対面でなく、わざわざ携帯電話越しに話す演出なんですよ。その光景ってどう頑張ってもふたりの距離は縮まらない、というふうにも思えて。演じながら切なくなりました。

――今も若菜姫と呼ばれます?

飛鳥 はい。

『仮面ライダーW』のファンって、今もめちゃくちゃ多いんです。しかも『風都探偵』って続編を描いた漫画やアニメもあるし。15年間、愛され続ける作品に出演できたことは、本当に幸せですよ。

――女優としては映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わずに活動されていますが、今後やってみたいお仕事は?

飛鳥 これまでホラーやサスペンス系の作品に出演することが多く、それこそ気が強かったり、意地悪な女性の役を演じることが多かったんです(笑)。でも今後はナチュラルな大人の女性も演じてみたいですね。あとは、今回のような撮影がまたできれば。本当に楽しかったので。

――おーっ。撮影前にダイエットを頑張っていただいたんですよね。撮影を通し、自信になったとか?

飛鳥 いやいや、限られた時間の中で自分なりに体づくりに励んだんですけど、満足のいくところまでには至らなくて。でも頑張ろうってスイッチが入りました。

最近はスキンケア系の美容施術に頻繁に出かけて、筋トレにも励んでいます。

あとお酒が大好きで友達といると浴びるほど飲んじゃうけど、お肌に悪いのでそれも控えています(笑)。

――なんか生き生きされています。

飛鳥 本当にそう。今回、グラビアを撮っていただいたことで新しい自分を見つけた気分です。もっと精進して、俳優としても成長し続けたいです。

スタイリング/後藤仁子 ヘア&メイク/円谷歩美 衣装協力/ANNEBRA

●飛鳥 凛(あすか・りん) 
1991年3月28日生まれ 大阪府出身 身長168cm 
◯2007年、ドラマ『浅草ふくまる旅館』で女優デビュー。2009~10年放送の『仮面ライダーW』に園咲若菜役で出演。園咲若菜名義でCD『Naturally』をリリース。インターネットラジオ番組『園咲若菜のヒーリングプリンセス』でDJも務めた。現在、ドラマ、映画、舞台と幅広く活動中。
公式X【@rrrrrin_0328】 
公式Instagram【@rin_asuka0328】 

人気作『仮面ライダーW』で敵のヒロイン・園咲若菜を熱演した飛鳥 凛「『石を投げつけられたら、どうしよう』とおびえて撮影所に通っていました!」
飛鳥 凛デジタル写真集『いつだってNaturally』 撮影/岡部太郎 価格/1100円(税込)

飛鳥 凛デジタル写真集『いつだってNaturally』 撮影/岡部太郎 価格/1100円(税込)

取材・文/大野智己 撮影/岡部太郎

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