『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した水瀬さらら
幕張メッセや日本武道館で単独ライブを次々と成功させるJams Collection(ジャムズコレクション)から、透き通った白い肌と完成されたルックスの水瀬さららが、9月29日(月)発売『週刊プレイボーイ41号』のグラビアに初登場。実在しているのか、はたまた幻なのか。
* * *
■命の重さに納得して保育士は諦めました
――まずは撮影の感想を!
水瀬 グラビアはこれまでに何度か経験してきたんですけど、今まで海で撮影したことがなくて。海なし県の岐阜の田舎出身なので、ずっと憧れていた海での撮影をかなえていただいて、それがすごくうれしかったです!
――所属するアイドルグループJams Collectionは女性ファンも多いですが、グラビアへの抵抗はない?
水瀬 女のコのファンは私のグラビアを「恥ずかしいからやだ!」って言う人もいれば、「かわいいさららちゃんが見られてうれしいよ」っていう人もいて、半々です。
男性のファンは、普段と違うナチュラルメイクに「絶対こっちのほうがいい!」って言います(笑)。いろんな表情を見せられるのでグラビアは楽しいです。
――そんな水瀬さんが自分で自分を紹介するなら?
水瀬 めちゃめちゃ抜けた、ドジな人間です(笑)。ステージ衣装をなぜかすぐ汚しちゃったり。ほかにも、友達と焼き肉を食べた後、エプロンを外すのを忘れたまま渋谷の街を歩いて、風が吹いてやっと気がつくとか......。
――だいぶ抜けていますね。
水瀬 それに、けっこう薄幸な女だと思います。今年の夏も「やっと浴衣を着られる!」と思ってルンルン気分で向かった花火大会が5分で中止になったり、中国のアプリの広告に無断で自分の写真が使われたり!
そんな感じで、行く先々......いや、そこにいるだけで何かに巻き込まれてばかり。だから厄払いに行きたいんですよ。
――行きましょう(笑)。その不幸な感じは昔から?
水瀬 学生時代もそうです。修学旅行でも「家に帰るまでお土産は食べちゃダメ」みたいなルールだったんですけど、友達何人かとつまみ食いしたら私だけ先生に見つかって、親を呼ばれて怒られるとか。うーん、不幸の星。
――ちなみに、アイドルになる前は保育士を目指していたとか。
水瀬 そうなんです! 15歳くらい年下のおいっ子がいるんですけど、ずっとお世話をしているうちに保育士に興味が湧いて。でも、あまりにドジなので親から「あんたひとりでも危なっかしいのに、何十人もの子供を預かれるわけがないでしょ」って反対されて。命の重さに納得して諦めました。
――それからアイドルになって数年。今のこだわりは?
水瀬 こんな感じで普段はかなりフニャフニャ、ヘラヘラしてるんですけど、やっぱり人って、何かしら尊敬できる部分がないと応援してもらえないと思うんですね。だから、ステージではヘラヘラせず、自分なりのカッコいい姿でいようと思ってます。
――すてきです。
水瀬 氷川きよしさん! 明るい心が表れたようなすてきな歌声で、人間的にも自分に素直で、芯が通っていて。小さい頃からずっと憧れています。
――水瀬さんの世代で氷川さんのファンは珍しいですね。
水瀬 おばあちゃんが大好きで、私が小さい頃から一緒に追いかけてたんですよ。田舎なので、毎日おばあちゃんが学校に迎えに来てくれてたんですけど、ラジカセを担いで、きよしさんの曲を大音量で流しながら帰ってました。
――クセのある下校風景ですね。
水瀬 おばあちゃんは、友達から「ラジカセおばさん」って呼ばれてました(笑)。でも、もしきよしさんに会えることがあったらうれしくて失神しちゃうと思います。
――氷川さんに会うとしたら、目指すは紅白出場ですね。
水瀬 無理ですよぉ(苦笑)。でも去年、ワンマンライブで日本武道館に立たせていただいて。単発では大きい会場にたどり着けたけど、ツアーのように長い期間で大きいライブができるようにならなきゃって思っています。
今は女のコにも推されるグループが強い時代なので、私もいろんな人の入り口になれるよう頑張りたいです!
スタイリング/田中あゆ美 ヘア&メイク/哘 絵美子
●水瀬さらら
2月9日生まれ 岐阜県出身
趣味=アニメを見ること
特技=猫に好かれること
◯2021年にデビューしたアイドルグループ・Jams Collectionのメンバー。2024年11月には日本武道館での単独ライブを成功させた。
公式X【@sarara_Jams】
公式Instagram【@minase_sarara】
公式TikTok【@sarara_minase】
取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/カノウリョウマ