STU48のグラビア隊長、工藤理子が9月29日(月)発売『週刊プレイボーイ41号』の表紙&巻頭グラビアに登場。
今回のグラビアの感想や今後の活動について、余すところなく語り尽くしてくれました!
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■グラビア解禁のため〝大人〟に直談判
――まずは撮影の感想から、いかがでしたか?
工藤 夢見ていたことがかないました。グラビアの醍醐味(だいごみ)だと思っていた浴衣がはだけるカットや、七夕の願い事で言っていた「泡風呂で撮影したい」がちょっとだけできたり。
ロケ地の和歌山は私の好きなアニメ『サマータイムレンダ』の聖地で、行ってみたいと思っていたんです。海はキレイだし、自然も豊か。ちょっと瀬戸内のイメージに近いところも感じてリラックスして撮影できたんじゃないかなって思います。
――今回は週プレ初表紙です。
工藤 すごくうれしいお話だったんですけど、大丈夫かな? 私が表紙なんて売れないんじゃないかって落ち込んじゃうこともあって......。
――自信を持ってください!
工藤 奇跡の一枚に期待したいです。
――記憶に残っているシーンとかはありますか?
工藤 最初の撮影で遠くに黒い物体が見えるな、猿の干物かなと思ってよく見たら、おじさんのジャンパーでした。
――なんですか、そのエピソード!? 盛っていません?
工藤 本当にそう見えたんです。
――まあいいです。撮影に向けて準備したことはありますか?
工藤 すごいイメトレしました。「#グラビア」とか検索して、グラビアをやっている方の写真や動画を見あさって、こういう感じがいいのかなとか考えたり。
――イメージどおりできました?
工藤 できてないと思います(笑)。
――でも今回は特典でDVDもついていますから。
工藤 動いているほうがかわいいって言われるので、映像があって良かったです。でも何が正解かわからなくて、30分以上あるんですけど、見ているほうが飽きちゃわないか不安です。
――でもずっと動き回っていて、面白いんじゃないですか?
工藤 確かに! 信じられないような動きをしていたと思うから、新発見があるかもしれない。動きすぎて残像になってるんじゃないかと思います(笑)。
――グラビアを始めるにあたって大人の人に直訴したと聞きました。
工藤 STU48のメンバーがすごい魅力的なので、周りがしていない自分だけの武器を見つけたいなと思って。以前からやってみたかったグラビアに挑戦してみようと。
STU48は写真集以外で水着グラビアをやらないので、最初は「無理です」みたいな感じだったんですよ。それでも諦めずに100回? ちょっと盛ったかもですけど、しつこく「グラビアしたいです!」とお願いして。
――夢がかなったわけですね。
工藤 だから今回もすごく楽しい撮影でした。
■私の憧れは〝みくりん〟さんです
――8月、STU48のシングル『傷つくことが青春だ』が発売されました。
工藤 タイトルのように、過去を振り返ると、みんなたくさん傷ついてるだろうけど、その頃が一番輝いてただろうし、傷ついている瞬間も青春だよって。爽やかでキラキラな夏曲です。
――全国ツアーの真っ最中ですが、工藤さんの見どころは?
工藤 ユニットのコーナーでセンターの高雄さやかちゃんとふたりで『生意気リップス』を披露しています。選ばれた理由が高雄さやかちゃんは見た目が子供だからっていうのと、私は生意気そうに見えるからって(笑)。この曲はHKT48で当時みくりん(田中美久)さんが歌っていて。私の憧れがみくりんさんなんですよ。だから歌えてうれしかったです。
――みくりんの憧れる部分ってどこ?
工藤 いろんな雑誌の表紙をされているんですけど、子供っぽくかわいらしくしてるときと、大人っぽくてピンとしてるときのギャップがすごい。
――最近は工藤さんをテレビで見る機会も増えましたね。
工藤 まだまだ緊張しまくりで、難しいなって思うことばかりです。私のことを知ってる方から、借りてきた猫って思われてるんじゃないかなと。
――テレビで心がけていることはありますか?
工藤 「できる限り声は大きく」ってスタッフさんから教わりました。そうすると、周りの雰囲気にのまれずにやっていけるよって。
――工藤さんの良さって空気を読まないところだと思うので、ガツガツいけそうですけど。
工藤 そんなことしたら追放されるんじゃないかと(笑)。普段はタメ口でしゃべることも多いんですけど、テレビだと敬語のままだし、瀬戸内出身だから方言出したらとか言われるんですけど、それもできず......。
――実力が発揮できず、ファンも悔しいんじゃない?
工藤 手厚いアドバイスをいただいています。「テレビで使われやすいのは短い言葉だよ」って言われて、短い言葉で端的に言えるように頑張りたいなと。私の23歳の目標は「テロップになるような言葉を言う」になりました。
――以前にグラビアはNGナシみたいなことを言ってたじゃないですか。テレビ番組もNGはナシみたいな感じ?
工藤 虫を食べたことあるし、酸っぱいとか苦い飲み物も飲んだし、バンジーもあるし......。心霊系も「お化けを見たら、50m走のタイムは縮まるか」って検証をして、2秒ぐらい縮まったんですよ!
――いろいろやってますね。
工藤 でもコメンテーターとかは大丈夫かな? ちゃんと答えられるか心配です。
――以前はよく配信で突っ込まれていましたもんね。
工藤 そうですね(笑)。でも最近、揉め事はないんですよ。ちょっと退屈です。「コイツおもんない」とか言ってた人たちがいなくなっちゃった。帰ってきてほしいです! プチ炎上も今年の目標かもしれないです。
――それこそ今回の表紙で炎上とか?
工藤 「なんでコイツが表紙なんだ」とか言われたらどうしよう。
――どう返します?
工藤 「ごめんねごめんねー(U字工事風)」。
――燃料投下ですね(笑)。これからの野望を教えてください。
工藤 グラビアは奥が深いからもっと挑戦したくて。極寒の雪山ロケとかどうでしょう? それこそみくりんさんがしてたのを見てやってみたいなと思いました。鳥肌を立たせたい!
――寒さは大丈夫ですか。
工藤 昔から気力でなんとかしてきたので、イケます!
スタイリング/クメユナ
ヘア&メイク/加藤志穂(PEACE MONKEY)
撮影協力/Karakami HOTELS&RESORTS 白浜古賀の井リゾート&スパ YAKIOHOUSE利根川 和歌山県FC
■工藤理子(Riko KUDO)
2002年3月29日生まれ 山口県出身
身長156㎝ 血液型=不明
ニックネーム=りこち
特技=かき氷を頭キーンってせずに食べられる
好きな食べ物=ねぎとろ、かき氷
〇2019年12月に、STU48二期生として加入。おしゃべり好きなムードメーカーとして、人気を集めている。
公式X【@Lets_chikochiko】
公式Instagram【@lets_chikochiko】
STU48公式X【@STU48_official_】
取材・文/関根弘康 撮影/HIROKAZU