試合は行われなかった。
それが、リヤドの結末だった。
2025年12月27日、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたボクシング興行、『The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)』。スーパーフライ級にステップアップし、3階級目の世界王座を目指した寺地拳四朗は、IBF世界スーパーフライ級王者、ウィリバリド・ガルシアの棄権により、"試合中止"というよもやの結末で、サウジを去ることになった。
2025年7月30日、リカルド・サンドバルに僅差判定で敗れ、世界王座から陥落してから、12月27日を迎えるまでの日々――。
人知れず積み重ねた準備と覚悟、仲間の支えと思いを胸にこの日を迎えた拳四朗にとって、150日間の日々はどんなものだったのか。そして、いま彼が胸中に抱くものはーー。*最終回
* * *
普段は寡黙で朴訥。しかし、ひとたびリングに上がれば豹変し、拳四朗にも臆することなく牙を剥く、不屈の魂を宿す男――。
沖縄・宮古島生まれの元日本ライトフライ級王者、"川満俊輝"とはそんなボクサーだ。
4月の高見亨介(帝拳)戦でKO負けして3度目の防衛に失敗し日本王座陥落。しかし、拳四朗と同じように、再起戦でいきなり王座奪還のチャンスを得た川満は、12月9日、東京・後楽園ホールで、日本ライトフライ級王座決定戦で返り咲きを懸けて戦うことが決まっていた。
世界王座返り咲きを誓うタフボーイと、日本王座返り咲きを誓うミャーク(宮古)のサムラ(戦士)。
11月15日、ふたたび三迫ジムに取材に訪れた同日、ともに12月、ボクサー人生を懸けたリングに上がるふたりは、スパーリングで拳を合わせた。
「しっかり見ていこう」
と、加藤は拳四朗にアドバイス。
一方、川満の担当トレーナーの横井は、
「単調にならないように」
とアドバイスをして送り出した。
プロボクサーの熱気に溢れ、全面ガラス張りの壁が曇った三迫ジムに、3分6ラウンドのスパーリング開始を告げるブザーが鳴り響いた。
【再起を誓ったふたつの拳】先制攻撃を仕掛けたのは川満だった。開始早々、腰を落とした低い態勢から素早い動きで拳四朗に詰め寄ると、左リードジャブから左右フックの連打でプレッシャーをかけた。
プロ戦績は13戦11勝2敗で、11勝のうち7つがKO、敗れた2戦もKOという、まさに"やるか""やられるか"が性分の、生粋のファイターだった。
川満は、宮古島の言葉で言う「あららがま(荒々しい力)」を宿すボクサーだ。「あららがま」とは沖縄――とりわけ宮古島で使われる言葉で、「荒々しい力」あるいは「内側から突き上げるような勢い」を指す。
静かな物腰とは対照的に、ひとたびリングに上がった川満の姿は、「あららがま」という言葉が持つ気迫そのもの。研ぎ澄まされた目つきと前へ出る圧力、佇まいは、沖縄の武士階層「サムラ(戦士)」を連想させた。
川満も12月9日の再起戦、日本王座奪還に向けて"まだ終われない"という思いを強く抱いていた。
川満に勝利した高見は7月30日、拳四朗がサンドバルに敗れた同日興行で世界初挑戦し、23歳という若さでWBA世界ライトフライ級王者になった。
川満は、多くの世界チャンピオンを輩出している、いわゆる「95年世代」のひとりでもある。しかし、世界は未だ遠いまま。30歳を過ぎ、いまだ叶えていない夢を実現させるためには、連敗は許されない。敗戦はすなわち、夢の終焉を意味していた。
若手の踏み台にされたままでは終われない。
応援し、支え続けてきてくれた人たちの思いに、"結果"で応えたい。
感謝、恩返しーー。心にあるのはやはりそのふたつだった。
「よし、良い感じだ。練習どおりできている」
インターバルで戻ってきた川満に、横井は笑顔で声をかけた。攻撃の合間も細かにポジションを変えて翻弄し的を絞らせない。
横井とともに地道に取り組んできた練習の成果は、間違いなく形になりつつあった。拳四朗にとって加藤が欠かせない存在であるように、川満にとって横井は、トレーナーとして技術面だけでなく、精神面でも寄り添い続ける大きな支えだった。
拳四朗は、単なる"憧れ"ではなく、越えるべき存在――。
川満はそう考えている。拳四朗がライトフライ級を主戦場にしていた頃、スパーリングでは常に"世界"を意識して胸を借りた。川満にとって拳四朗は、昔もいまも近くて遠い存在。憧れであり、目標であり、そしてライバルだ。そんな川満の存在は拳四朗にとっても、闘争心に炎を灯してくれる、かけがえのない"仲間"だった。
「ラストラウンド!」
加藤、横井、それぞれの担当トレーナーに背中を押され、リング中央へと向かう両者。自らの顎を何度も叩いて気合いを入れる川満。
対する拳四朗も、ここまでのラウンドで川満の動きや間合いをインプットしており、徐々にプレスを強めた。最終6ラウンドは捕まえる時間が長くなり、読みと反応の精度が上がっているのがはっきりと伝わる。コーナーに追い詰めると、強烈なボディの連打、最後は左アッパーで川満の顎を持ち上げた。拳四朗もまた、サンドバル戦で失った自信を取り戻し確実にレベルアップしていた。
強い相手の拳は、自らの拳も強くしてくれる――。
心の奥底に潜んでいたファイターの魂はいま密やかに、しかし力強く甦り、拳四朗は、心技体すべてにおいて本物の"Tough Boy(タフ・ボーイ)"になりつつあった。
スパーリング終了後、拳四朗は休むことなく、そのままリングでミット打ちを始めた。構えるのは加藤ではなく、若手トレーナーだった。
一方、川満はジム2階の中階段を上がり、奥のスペースへと移動した。腰を痛めていたため大事をとり、患部に負担のかかるランニングは避け、エアロバイクを漕いで、わずかに残った脂肪を燃焼させた。
ライトフライ級のリミット(48.97キロ)までは、まだ5キロ近くを絞らなければならない。
同じ過ちは、二度と繰り返さない。
顔に滲んだ汗が、顎の先端から細い線を描くようにして滴り落ちた。
【原点――三迫イズム】「きみはどこ出身なの?」
「北海道です」
リング脇のフロアで、三迫会長が座ってストレッチをする若い練習生と会話をしていた。高校三年生で今春、卒業を控えていると言う18歳、プロボクサー志望の若者は単身上京し、ここ数日、体験入門で三迫ジムに通っていた。
「でも自分みたいなのが本当に、プロでやれるかどうか......」
卒業後すぐに上京してプロを目指すか。それとも、しばらくは地元に残り、アマチュアで何戦かするなど、プロでやれる自信が持てるようになってから上京するか。
彼もまた、将来は日本、そして世界チャンピオンを夢見るプロボクサーの卵。しかし、初めて人生の分岐点となるような大きな決断を迫られ、殻を破れずにいた。
「もちろん地元に残り、アマで続けて、自信が持てるようになってから上京する道もある。
「はい」
三迫会長は、柔和な表情で話し続けた。
「でも、覚えておいて欲しいのは、プロになるまでの数年間は、ボクシングに関係なく、『きみの人生にとって、とても貴重な時間になる』ということ。それは覚えておいて欲しい。親元を離れて上京して、生きるために仕事を探す。もちろんプロになってからも、世界チャンピオンでもない限りは、ほかに仕事もしながら続けることになる。だったら少しでも早く、厳しい環境に身を置いたほうがきみの力になるし、成長にもつながるんじゃないかな」
三迫会長は息子ほどの年齢の少年に、丁寧に訥々と語りかけた。その姿は、三迫ジムが長く大切にしてきた"原点"そのものだった。唐突に思いついたような、ありきたりな励ましの言葉とは違う。先代から脈々と継承された、伝統の延長線上にある金言だった。
二代目として現会長・三迫貴志が名門ジムの看板を継いだのは、いまからおよそ10年前、2014年のことだった。それまではジム経営のノウハウを学び修行を重ねると同時に、マネージャーとして先代を支えた。
父であり先代会長の三迫仁志は、二十歳の誕生日直後、明治大学在学中に日本フライ級王座を獲得し、のちに東洋フライ級(OBF/現在の東洋太平洋〈OPBF〉の前身)王者、さらにバンタム級でも活躍した昭和の名ボクサーのひとりである。
現役引退後、三迫ジムを立ち上げた仁志は、輪島功一(元WBA&WBC世界スーパーウェルター級統一王者)、三原正(元WBA世界スーパーウェルター級王者)、友利正(元WBC世界Jフライ級王者)といった、昭和の日本ボクシングを代表するボクサーを育て上げ、名伯楽としてもその名を刻んだ。そうした偉大なる父親の姿を、現会長の貴志は幼い頃から見て育ち、自然と、選手や周囲の人々との関係を大切にする姿勢を身につけていった。
貴志本人は、プロボクサーは目指さなかったが、海外留学などで磨いた国際感覚を生かして業界内でのネットワークをひろげ、海外選手の招聘などプロモーターとして手腕を振るうようになった。所属ジムに関係なくサポートし、人と人をつなぐ姿勢は、現在の拳四朗を支える会長としての立ち居振る舞いにも重なる。
トレーナーの加藤だけでなく、三迫ジム、そして会長の貴志との出会いがなければ、未だ世界のトップ戦線に立つ拳四朗の姿は、少し違うものになっていたのかもしれない。
現会長の貴志は、ボクシング業界に身を投じたばかりの頃から、先代にこう言われ続けてきた。
――「ボクサーを育てるのではなく、人を育てるつもりで選手に向き合いなさい」
勝ち負けで叱ることはない。問われるのはただひとつ。自分に負けていないか。ファイトを"魅せる"ことができているか。
三迫ジムの原点とも言えるこの哲学は、会長本人だけではなく、トレーナーの加藤や横井、そしてこの場所で汗を流してきた拳四朗や川満にも自然と染み込んでいる。言葉にしなくとも、それぞれの立ち居振る舞いのどこかに、三迫イズムの流れが確かに宿っていた。
「人の話を聞くときは、何かしながらじゃなくて、ちゃんと集中して聞こうな」
ストレッチを続けながら三迫会長の言葉に耳を傾けていたプロ志望の若者に、すぐ近くでミットをかまえていた加藤は、そう言って嗜(たしな)めた。
「あっ、はい!すみません!」
加藤に嗜められて、慌てて正座をしたプロボクサー志望の、10代の若者。
ふたりの様子を見て、三迫会長は大きな声で笑った。
午後9時――。ジムの熱気が落ち着き始めた頃、拳四朗は練習を終えると、真新しい真っ白な雑巾を手に取り、リング脇の壁に貼られた姿見を磨き始めた。
自分の背よりも高く、横に大きく広がる姿見を、上から下へと丁寧に拭き上げた。加藤に聞けば、
「最近、『忘れ物を1回したら1週間、ジムの鏡拭きをする』みたいなことを、ちょっとゲーム感覚で始めてみたんです」
と答えた。プロもアマチュアも関係なく始めた"鏡拭きゲーム"の対象は、拳四朗も例外ではなかった。
「拳四朗の良いところは、こういう取り組みに対しても、『俺に何をやらせるんだよ!?』ではなくて、『良いっすね、それ』と受け止められる所。『鏡拭きをすると、心も綺麗になる感じがするし、なんか気持ち良いっすよね』と話していました。そういう素直さというか、こちらも『やって良かったな』と思えるような受け止め方をしてくれる。そういう人柄だからこそ、みな拳四朗のために、『何か協力できないか』と思えるし、『応援したい』と素直に思えるのだと思います」
拳四朗が丁寧に磨き上げたばかりの鏡には、その日の遅い時間帯にジムへ現れ、黙々とミットを打つ、プロデビュー前の名もなき練習生たちの姿が映っていた。
12月13日(土)――。東京都心はこの冬一番の冷え込みとなり、最低気温は2度。夕方5時を過ぎ、日が落ちると、空気はいっそう冷たさを増した。
街の寒さとは対照的に、三迫ジムの中は熱を帯びていた。リングの中ではキッズコースの子どもたちが元気に声を出し、額に汗を浮かべていた。キッズコースは11年前、加藤が立ち上げた。最初は数人で始まったキッズコースもいまは参加者が増え、全員が一度にリングに上がれない光景も日常になった。
拳四朗のトレーナーとして常に世界を舞台に戦い続ける加藤は、以前こう話していた。
「世界チャンピオンよりも、ボクシングを始めたばかりの子や、プロになるかどうかも分からない子供たちを教えるほうが、自分の性に合っていると思っています」
リング脇では横井を含めたトレーナー陣が、子どもたちの動きに目を配りながら、笑顔を絶やさず声をかけていた。プロ選手を相手にする時とは違い、表情はどこか柔らかい。ただし、挨拶など礼儀を重んじる所は、キッズであっても変わらなかった。
「川満さん、写真、お願いします!」
練習を終えた子供や保護者が、ジムに姿を見せた川満を見つけ、次々と声をかけた。三迫会長と打ち合わせのために訪れていた川満はその都度立ち止まり、ファイティングポーズを取って撮影に応じた。
右肩には、銀色に輝くチャンピオンベルト。川満は4日前、日本ライトフライ級王座決定戦で4ラウンド50秒TKO勝利し、8ヶ月ぶりに王座に返り咲きした。1ラウンド、2ラウンドとポイントを奪われながらも徐々に圧を強め、4ラウンド、最後は怒涛の連打でレフェリーに試合ストップさせるという、いかにも川満らしい勝利だった。
「スパーリングで拳四朗さんのパンチを何発も浴びていたので、それに比べたら、『どんな攻撃もたいしたことないな』と思えました」
一度は引退も頭をよぎったが、いまは「ボクシングがやりたくて仕方ない」そうだ。怪我もなく体調も問題ないので、来週早々から練習を再開する予定にしていた。
「おつかれです!」
しばらくして、拳四朗が三迫ジムに入ってきた。川満を見つけるなりすぐに声をかけた。
「頭痛とか、大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「ほんと、行き切ったもんな」
「ありがとうございます。拳四朗さんのおかげです」
拳四朗は、「いやいや」と照れ笑いを浮かべた。バンテージを巻きながら、チャンピオンベルトを両手で抱えた川満と、試合の振り返りや他愛もない話を続けた。1週間後の19日、東京からおよそ1万キロ離れたリヤドへと向かう。今度は自分が、再起のリングに立つ番だった。
ひとつ、気になっていたことを聞いてみた。
忘れ物をして、ジムの窓拭きをすることになった、その忘れ物は何だったのか、とーー。
「ジムワークのズボンです。でも、いまは車に予備を入れてあるから、大丈夫です」
拳四朗はリングでシャドーを続けながら、飄々と答えた。
「よく考えたら、最初から車に積んでおけば良かったな......」
拳四朗の様子を見ていた加藤は、「アイツらしいな」とでも言いたそうな、苦笑いにも似た、少々呆れたような表情を浮かべると、「ジムの窓拭き、誰かに引き継いでもらわないとな」と冗談混じりに話した。
「うん、そうっすね!」
明るく返し、軽やかにステップを踏む拳四朗。鋭い左リードジャブを連打しながら、「じゃあ、川満に引き継いでもらおうかな」と返し、ケラケラと笑った。
【涙の理由】2025年12月27日、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたボクシング興行、『The Ring V: Night of the Samurai(ナイト・オブ・ザ・サムライ)』。
スーパーバンタム級に転向し、セミファイナルに出場した中谷潤人は、WBC世界同級10位セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)に苦戦を強いられながらも判定で勝利を飾った。メインイベントでは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥が、WBC同級2位アラン・ピカソを相手に終始主導権を握り判定勝利。6度目の4団体同時防衛に成功した。
ともに勝利した中谷と井上――。今年5月に開催が噂される東京ドームでの両者の対戦は、今後さらに注目を集めて行くに違いない。
※※※
試合は、行われなかった。
それが拳四朗の、リヤドの結末だった。
勝てば実現の可能性も見え始めたはずのバムとの一戦も、思わぬ形で遠のいた。しかし、それ以上に胸を痛めていたのは、再起を誓い、準備を積み重ねる日々を支えてくれた三迫会長始め『チーム拳四朗』の仲間たち。勝利を信じ、東京からおよそ1万キロ離れた現地まで応援に駆けつけてくれた友人知人たちに、150日ぶりにリングに立つ姿を見せることができなかった、その一点だった。
「こちら(リヤド)に応援に来てくださっている方もいたので、そこの申し訳なさもあって......」
試合中止が決まった直後の現地インタビューで、拳四朗はインタビュアーにそこまで語ると、少し間を置いてから、「ダメだ、泣きそう......。なるべくポジティブでいようとは思っていたんですけど」と声を絞り出した。
あとは言葉を失い、涙を流し続けた。ただそれでも、インタビュアーに「最後に何かメッセージを」と依頼されると顔を上げて前を向き、声のトーンを上げて、明るい表情で感謝の気持ちを述べた。
「ここで腐らず、より成長できるように、また練習して頑張るので、試合が決まるのを待っていただいて、応援してもらえたら嬉しいです」
始まりでも、終わりでもなく幕を閉じたリヤドの舞台。
自分にとってボクシングは、どんな存在なのかーー。
答えを出すことはできなかった。
それでも......。
「(自分にとって)ボクシングは、お金を稼ぐための手段、仕事かな。ほかにこんなに稼げる仕事は見つけられへんしなあ」
25歳4か月で初めて世界チャンピオンになった頃、そう答えていた男は、34歳を目前にしたいま同じ問いに、同じ言葉、同じ思いでは答えられなくなっている。
リヤドでも、それは変わらなかった。
2026年ーー。
拳四朗はふたたび、三迫ジムで汗を流す日々を続ける。丁寧に、心を込めて拭き上げたリング脇の鏡に映るその姿は、ボクサーとして、人として、逞しく成長を遂げた寺地拳四朗――。
そんな気がしてならない。
●寺地拳四朗(てらじ・けんしろう)
1992年生1月6日生まれ、33歳。京都府出身。B.M.Bボクシングジム所属。2014年プロデビューし、2017年、10戦目でWBC世界ライトフライ級王座獲得。9度目の防衛戦で矢吹正道に敗れて王座陥落するも、翌2022年の再戦で王座奪還。同年11月には京口紘人に勝利してWBA王座獲得し2団体統一王者。2025年3月、ユーリ阿久井政悟とのWBA&WBC世界フライ級王座統一戦でも勝利し、2階級世界2団体統一王者。同年7月、リカルド・ラファエル・サンドバルに判定負けし王座陥落。2025年12月27日、サウジアラビアの首都リヤドで開催されたスーパーフライ級転向初戦は、IBF世界同級王者、ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)の棄権により直前で中止になった。通算戦績27戦25勝(16KO)2敗。
取材・文・写真/会津泰成



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