『ワーキングマン』評点:★3点(5点満点)
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「大虐殺エンターテインメント」にはいつだって需要がある
シルヴェスター・スタローンが脚本を書いていることもあってか(監督デヴィッド・エアーと共同脚本)、限りなく『ランボー ラスト・ブラッド』を思わせる映画になっている。
つまり、元特殊部隊の殺人マシンが、ヒスパニック系の知人の娘が人身売買組織に誘拐されたことを知り、単身敵地に乗り込んで、哀れな悪党どもを皆殺しにするのである。
ただ、ベトナム戦争のトラウマに囚われ続けたランボーと異なり、ジェイソン・ステイサム演じる本作の主人公は―戦争以外のことで多少のトラウマはあるものの―そこまで深刻な悪夢に悩まされているわけではない。
明らかに主人公が強すぎてオーバーキルを重ねるところは『ランボー』や『ジョン・ウィック』、『イコライザー』などに近い、一種の「大虐殺エンターテインメント」だと考えることができる。
そういうものをポップコーン片手に楽しめるかどうかは悪役の造形とも大いに関係があるので、本作に登場する敵はルックスも言動もわかりやすくてマンガ的に描かれており抜かりがない。
「いいもの」が「悪いやつ」を皆殺しにする映画はいつの時代でも需要があるし、本作はそういう欲望に正面から応えてくれるのである。
STORY:元特殊部隊員のレヴォンは現在は建築現場の監督として穏やかな生活を送る。ある日、恩人でもある上司の娘ジェニーが姿を消す。ジェニーを捜索する中で、レヴォンは人身売買を生業とする世界的な犯罪組織の存在を突き止める
脚本:シルヴェスター・スタローン デヴィッド・エアー
監督:デヴィッド・エアー
出演:ジェイソン・ステイサムほか
上映時間:116分
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