ウーバーイーツ配達員が教える「賢い買い物代行注文術」【チャリ...の画像はこちら >>

ウーバーイーツ配達の経験から導き出した効率のいい買い物代行注文術をお話しします

連載【ギグワーカーライター兼ウーバーイーツ組合委員長のチャリンコ爆走配達日誌】第136回

ウーバーイーツの日本上陸直後から配達員としても活動するライター・渡辺雅史が、チャリンコを漕ぎまくって足で稼いだ、配達にまつわるリアルな体験談を綴ります!

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つい先日、「ウーバーイーツの活用法が大きく変わった! 2025-2026の年末年始配達レポート」で、ピックパックペイ(PPP)と呼ばれるウーバーイーツを使った買い物代行サービスの配達依頼が激増していることを紹介しました。その現場でどのようなことが起こっているのかについては、このサービス開始当初に「ウーバーイーツの買い物代行サービス『PPP』はパシリ感がハンパない!」で書いた通りです。

年末年始以降、全体の配達回数の半数が買い物代行という日も珍しくなく、気づいたら買い物代行の回数が100回を超えていました。

買い物代行の配達をしていて感じるのは、始まってから日が浅いサービスなので、システムを改良した方がいい点がたくさんあること。また、システムが未熟だというのを使う側が認識しておくことで回避できるトラブルもあること。

そこで今回は、配達現場で感じた「こういうことを指示しておけばサービスを上手に利用できる」という、効率のいい買い物代行利用術を紹介します。

買い物代行の依頼で一番難易度が高いのは肉の購入。ウーバーで注文できるのは豚肉バラ切り落とし・しゃぶしゃぶ用(150g~190gの間でお届け)、鶏胸肉1枚(325g~375gの間でお届け)といった感じで、1パックの量が指定されたものとなります。大抵の場合、買い物代行で購入できるのは小さなパックしかないので、注文される方によっては、小パックを複数注文する方もいます。

ウーバーイーツ配達員が教える「賢い買い物代行注文術」【チャリンコ爆走配達日誌】
買い物代行の購入画面①

買い物代行の購入画面①

小パック大量注文の現場でよくあるのは、150g~190gの小パックを3つ購入という指示だったが小パックは売り切れ。500g入りの大パックは売っているというケース。

肉の場合、多くのスーパーでは価格をグラム単位で決めているので、大パックも小パックも量が同じであれば価格は変わりません。ですが、開始から1年半ほどで、そこまで気の利いたシステムを作り上げるのは難しいところです。

こういった場合の対処法としてベストなのは、買い物中の配達員から来た電話に出たり、届いたチャットに返信すること。

注文者と配達員の間で話がつけば大パックを購入するなど、代替品の購入がスムーズに進みます。

ただ、買い物代行の最大のメリットは、手間のかかる買い物をすべて配達員にお任せするということ。買い物中の配達員からの電話やチャットに対応する手間がかかるなら、代行の意味が薄れると考える方も多いでしょう。

そんな方へは、品切れの場合の代替品をあらかじめ設定しておくことをオススメします。

注文画面の中央より少し下にある「メモを追加、または代替品を変更」のボタンを押し、「今すぐ代替品を選択する 事前に承認する」を押して、代わりの商品を選択、もしくは「代替品と交換しない」を選択する。

ウーバーイーツ配達員が教える「賢い買い物代行注文術」【チャリンコ爆走配達日誌】
買い物代行の購入画面②

買い物代行の購入画面②

ウーバーイーツ配達員が教える「賢い買い物代行注文術」【チャリンコ爆走配達日誌】
買い物代行の購入画面③

買い物代行の購入画面③

これだけで、商品が品切れの場合、配達員がすぐに代わりの商品を選んだり、次の商品の購入へ進むため買い物がスムーズに進み、結果、商品が届くまでの時間が短縮されます。

ただし、注文画面の「類似の商品に置き換え 確認できます」「承認した場合にのみ置き換える 返信がない場合は返金されます」を選ぶと、配達員が買い物している時にいちいち指示を出さなければならないため、いろいろ手間がかかります。

まれにあるトラブルが菓子やパンの注文。

肉、魚、野菜などの生鮮食品以外の商品を買い物代行で購入する際、商品が間違えていないかを確認するため、配達員は商品を手にしたらスマホのカメラでバーコードを読み取り、その認証作業でOKが出たら商品を買い物カゴに入れます。この作業中に困るのが増量パック問題。

菓子やパンの中には、たまに期間限定で20%増量とか、1個増量といったサービスを行なう商品があります。このキャンペーン商品のバーコードがレギュラーサイズの商品と異なっているようで、これまで柿の種やバターロールを購入の際、バーコードの読み取りでエラーが出て購入ができませんでした。

肉のときと同様「今すぐ代替品を選択する 事前に承認する」を選んで、他社の似たような商品を指示しておくことをオススメします。

ちなみに、配達員の画面には注文者がウーバーを通じて購入する商品の価格が表示されていて、ほとんどのものがスーパーの販売価格より高くなっています。ですが、価格変動の大きい野菜の場合、たまーにウーバー経由より店の価格の方が高くなることもあります。スーパーで野菜が高いなと感じたら、ウーバーの買い物代行の価格と比べてみると、節約できる可能性もあります。

運営側もあれこれ試行錯誤を繰り返している段階なのか、まだまだ改良の余地がある買い物代行サービス。今後どう進化するかはわかりませんが、商品を買ったり、重たいものを家まで持って帰る手間が省けるメリットは大きいです。上手に活用して生活スタイルの効率化を進めてください。

文/渡辺雅史 イラスト/土屋俊明

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