元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グ...の画像はこちら >>

『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は、元NMB48のグラビア女王にして、現在はモデルとしても活動する上西怜(じょうにし・れい)さんの前編。

上西さんは2016年、NMB48の五期生としてデビュー。2022年に『恋と愛のその間には』で自身初となるWセンターを務め、昨年4月にグループを卒業。現在は女性ファッション誌『S-Cawaii!』のレギュラーモデルとして活動している。

初グラビアは2016年『BOMB』5月号で、姉の上西恵との姉妹で撮影。「ザ・グラビア・クイーン」とも言われた恵にひけを取らない見事なスタイルで、たちまち評判に。しばらくグラビア活動を休んだ後、2019年『週刊プレイボーイ』26号で本格復帰し、以降、様々な雑誌の表紙や誌面を飾るようになった。

今回はそんな彼女にデビューまでの経緯や、初めての水着撮影に関するエピソードを聞いた。

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」
『週刊プレイボーイ』2019年26号(撮影/佐藤佑一)より

『週刊プレイボーイ』2019年26号(撮影/佐藤佑一)より

――上西さんは、2016年にNMB48の5期研究生として加入。そこが、ご自身にとって芸能活動のスタート地点となりました。もともと芸能界には興味があったんですか?

上西 はい。小さい頃から洋服が大好きで、モデルさんに憧れていました。小学生の頃から、自分で服を選んで学校に行くような子だったんです。

そんなある時、お姉ちゃん(元NMB48の上西恵)に「NMB48のオーディションがあるよ」って教えてもらって。あかりんさん(吉田朱里)やさえぴぃさん(村瀬紗英)のようにモデルとして活躍している方もいるから、応募してみたら?と背中を押されたのが、すべてのきっかけでした。

――すでにお姉さんはNMB48の1期生として活躍されていましたよね。妹として同じグループに入ることに複雑な気持ちは?

上西 なかったですね。周りの人から「恵ちゃんすごい」って言われるのを、ずっと聞いて育ってきたので、自然と憧れの存在でした。握手会にも行っていましたし、可愛い衣装を着ているところを見るのも好きで。「私も、こういう服をたくさん着られるようになりたい」って、素直に思っていましたね。

――プレッシャーより、憧れが勝っていた?

上西 はい。幼いながらに嫉妬心みたいなものはあったと思います。でもそれ以上に、お姉ちゃんはすごく可愛がってくれて、美容のことも全部教えてくれて。まだスマホも持たなかった頃なので、情報源は全部お姉ちゃん。尊敬の気持ちの方がずっと大きかったです。

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」

――オーディションでは何を?

上西 「タッチ」(岩崎良美の名曲)を歌いました。最初は別の曲を考えていたんですけど、直前にお姉ちゃんから「『タッチ』とかいいんじゃない?」ってアドバイスされて。

――48グループの曲じゃないんですね(笑)。でも他の応募者はきっと歌ってたでしょうから、差別化できていたのかもしれませんね。加入して最初のステージの時のことは覚えてます?

上西 お披露目ですよね。お客さんが盛り上げてくださって、人前に立つことがこんなに楽しいんだって、初めて実感しました。でもレッスンは厳しかったです。ダンスも歌も本当にできなくて。ダンスができた人から順番に座っていく練習でも、最後まで名前を呼ばれないことも多かったです。『ダンス下手組』でした(苦笑)」

――「上西恵さんの妹」ということで、周囲からの注目やプレッシャーもあったのでは。

上西 ありました。「妹」として期待されるけど、まだ実力が伴っていない気がして。

お姉ちゃんから続いて応援してくださるファンの方もいるのに、「申し訳ない」って思っていました。人と比べてしまう性格なので、ずっと自信がなくて、正直しんどかったです。

――そんな時、お姉さんには相談されていたんですか?

上西 していました。そういう時は「それはあの子が努力してるからだよ」って言われて。お姉ちゃんは、私のダメなところもハッキリ言ってくれるんです。優しくしてくれるだけでなく「もっと頑張れ」と喝を入れてくれる。その度に背筋が伸びました。
 

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」

――初グラビアは2017年の『BOMB』5月号(4月8日発売)。これはまさしくそのお姉さんとの共演でした。

上西 私が高校生になってすぐのタイミングで、お姉ちゃんの卒業直前という、「最初で最後」の姉妹グラビアでした。

――水着になることに抵抗は?

上西 それはなかったです。お姉ちゃんの背中を見て育ってきたし、この時も「一緒だから大丈夫」という安心感がありました。

――お姉さんは見事なスタイルを持ち、48グループ全体で「ザ・グラビア・クイーン」とも言われた存在でしたしね。ではご自身も、グラビアへの意欲はあったんですか?

上西 ありました。特にNMB48はさやかさん(山本彩)、みるきーさん(渡辺美優紀)、みるさん(白間美瑠)などグラビアで活躍する先輩方が多かったですし。「私も!」とずっと思っていました。

――お姉さんは、上西さんが加入する以前から「妹は私より(胸が)大きい」と周囲に話していましたよね(笑)。

上西 はい。おかげでファンの方も、グラビアをやる前から待っていてくださっていました(笑)。その声に応えたいという気持ちもありましたね。

――胸の大きな方って、それがコンプレックスだったとグラビアに出られる皆さんはよくお話しされますけど、上西さんは?

上西 私もそうでした。何を着ても太って見えてしまうのがイヤで。でもグラビアを始めたことで「これは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだ」と思えるようになりました。

――コンプレックスが自信に変わったと。

話を『BOMB』のグラビアに戻しますが、この時は白を基調としたスタジオで、白ビキニ姿など2ポーズを清楚なイメージで撮り下ろしました。現場で緊張は?

上西 めっちゃしました。でも、撮影中はお姉ちゃんから「つま先を組むと脚全体がキレイに見えるよ」とか、たくさんアドバイスをもらって。次第に肩の力が抜け、途中からは楽しい気分で撮影に臨んでいました。

――雑誌が出た時の反応は?

上西 ファンの方がめっちゃ喜んでくれましたね。しかも姉妹グラビアですから。『BOMB』さんのXに「ありがとうございます」って、コメントがたくさんあふれていました(笑)。

――その後、48グループ全体のレギュレーション変更に伴い、グラビア活動は18歳以上限定に。上西さんはしばらくお休みされた後、『週刊プレイボーイ』2019年26号(6月17日発売)で、本格的にグラビアを再開されました。
 

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」
『週刊プレイボーイ』2019年26号(撮影/佐藤佑一)より

『週刊プレイボーイ』2019年26号(撮影/佐藤佑一)より

上西 早く18歳にならないかな、早くグラビアやりたいなって思っていました。なので撮影が決まったときは、とにかく嬉しくて。毎日、グラビアのことばかり考えて、過ごしていました。

――グラビアのタイトルは「夏恋の予定表」。海で戯れたりスイカを食べたりと、まさに夏らしい開放感あふれるカットばかりでした。

上西 天気はいいし、暖かいし、最高の一日でした。とはいえ私、太陽光に弱いんですよ。撮影ではカメラマンさんに「もうちょっと目を開けて! 頑張って!」って何度も言われました(笑)。えーと、そうだなぁ(誌面を見て)......このグラビアの中だったらオレンジの水着でにっこり笑顔を向けているカットが好きですね。オフショットを載せたらめっちゃバズって。「胸の血管がすごい」とも言われました。

――肌がものすごく白いですよね。その週プレのグラビアは大きな反響を呼び、3ヶ月後の36号(8月25日発売)で上西さんは初表紙も飾ります。しかもその号はNMB48の特集号。タイトルは「グラビア丸ごと一冊 上西怜とNMB48」でした!

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」
『週刊プレイボーイ』2019年36号(撮影/佐藤佑一)より

『週刊プレイボーイ』2019年36号(撮影/佐藤佑一)より

上西 本当に感激しました。表紙だと聞いた時は信じられなかったです。NMB48の先輩でも表紙を飾ったのは数名だったわけじゃないですか。それなのに私が! これは夢なんじゃないかって何度も思いましたよ。

――喜びからか、グラビアの笑顔が普段以上にまぶしいです。

上西 確かにいつもよりテンションが高かったかもしれませんね。撮影では、さやかさん(山本彩)の写真集『さや神』のオマージュのカットも撮ったんです。プールに入ったらあまりに気持ちよく、ノリノリになっちゃって。
 

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」
『週刊プレイボーイ』2019年36号(撮影/佐藤佑一)より

『週刊プレイボーイ』2019年36号(撮影/佐藤佑一)より

――そっくりです(笑)。

上西 ですよね。この時の誌面もファンの方の反応がものすごくて。グラビアで皆さんに喜んでいただけることが、私の一番の支えになっていましたね。

●上西 怜(じょうにし・れい) 
2001年5月28日生まれ 滋賀県出身 
身長154cm 血液型=A型 
ニックネーム=れーちゃん 
〇2016年、NMB48に五期生として加入。22年リリースの『恋と愛のその間には』で自身初となるWセンターを務め、昨年4月にグループを卒業。現在は女性ファッション誌『S Cawaii!』のレギュラーモデル、2025-26シーズン大阪エヴェッサ応援アンバサダーとして活動中。
公式X【@jonishi_rei】 
公式Instagram【@jonishi_rei】 

元NMB48のグラビア女王・上西怜が語る初グラビアの記憶「グラビアは自分の武器なんだ、勝負できる場所なんだって思えるようになりました」

取材・文/大野智己 撮影/荻原大志

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