『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は女優・高田里穂(たかだ・りほ)さんよる後編。
高田さんは2007年、デビュー。2009年以降は女優としても活動するようになり、2010年『仮面ライダーオーズ』のヒロイン・泉比奈役を演じて、一躍ブレイクを果たす。
グラビアデビューは2009年発売のファースト写真集『きらきら』(2009年)で。『週刊プレイボーイ』には2010年38号で初登場し、2021年39・40合併号で約11年ぶりにグラビアを披露すると一躍、その美しい姿が話題に。写真集『完成された未完成』(2022年)も発売。
現在は女優としてドラマや映画を中心に活動し、最新写真集『素描』(2025年/講談社)を3年ぶりに発売するなど話題は尽きない。今回は彼女に自身の転機となった週プレのグラビアや、撮影への想いなどを語ってもらった。
『週刊プレイボーイ』2021年39・40合併号(撮影/中村和孝)
ーー2022年、10月。高田さんは約11年ぶりに『週刊プレイボーイ』へ復帰しました(39・40合併号/9月13日発売)。こちらはどういう経緯で出ることに?
高田 その号は『週プレ』さんが定期的に出されている『仮面ライダー特集』ということで、お話をいただきました。割と迷いなく「やります」ってお返事しましたね。マネージャーさんは意外そうだったけど(笑)。
ーーどんな心境だったんですか?
高田 その頃、モデルとして体型管理をしっかりやっている時期で、「大人になったし、今の自分なら残してもいいかも」と思い始めていたタイミングだったんです。あと、ネットには昔の自分の水着写真がずっと残っていたので、それを今の姿で上書きしたかったのもあります。「きらきら」の頃のしか出てこないのって、やっぱり嫌じゃないですか(笑)。
ーーあははは。確かに。久々ということで撮影中、緊張は?
高田 すごかったです。たたでさえ不慣れな水着撮影の上、スタッフさんも初めましての方ばかり。正直、安心できる要素がなくて。
だけど衣装はどれも素敵だし、なによりカメラマン・中村和孝さんに撮っていただいた写真が素晴らしかった! モニターでチェックする度、「これ、自分!?」って驚くほど"盛れて"いたんです(笑)。次第に緊張は解け、楽しい気持ちでいっぱいになりましたね。
ーーそんな中で好きなカットなんてあります?
高田 どれもいいけど、デニムを履いているカットかな。「大人になった(『仮面ライダーオーズ』のヒロイン)比奈ちゃん」をテーマに綺麗に撮れればと言われていたので、全体的に笑顔は控えめなんです。
『週刊プレイボーイ』2021年39・40合併号(撮影/中村和孝)
ーー発売後、高田さんのグラビアは大好評でした。同時発売したデジタル写真集もグラジャパ!のデイリーで1位に。編集部内でも話題になりましたよ。
高田 本当ですか? 嬉しい! でも最初はなんだか恥ずかしくて、あまりSNSで告知してなかったんです。でも1位になった途端、「もっと見てほしい」と嬉しくなっちゃって、どんどん宣伝しました(笑)。あと、ちょうど発売時期、『オーズ』の10周年記念映画を撮影していたんですよ(『仮面ライダーオーズ10th復活のコアメダル』)。秀くん(主演の渡部秀氏)が買ったみたいで、現場でみんなに見せていて。随分と冷やかされましたよ。
ーーあははは。あまりにキレイなんで、みんなもびっくりしたでしょうね。
高田 いやー、嬉しかったですね(笑)。2022年なんて『週プレ』さん『ヤンジャン』さん合わせ、表紙も5回もやらせていただいたんですよ。ほんの数年前まではまるで仕事が決まらず、落ち込んでいたのに......。自分でも信じられなかったです。前回も言いましたが、その2021年の週プレさんのグラビアは、自分の人生の中で本当に転機になりましたね。
ーー2022年には、やはり11年ぶりとなる写真集『完成された未完成』(集英社刊)も出版されました。
高田 「グラビアの集大成」となるものを作ろうと、1週間かけて沖縄県・慶良間島と地元の福岡県・久留米を回って撮影しましたね。慶良間諸島の海の美しさはいまも忘れられません。
ーー撮影テーマは「ありのままの自分」。普段は見せない部分も写真に刻んだとか。
高田 はい。ただ......今だから言いますけど、撮影中はずっと自分と戦っていました。「もっと別の表情を見せなきゃ」とか「もっと艶のある姿を見せなきゃ」「どこまで崩していいのか......」とか。当時は自分の殻を破ることにどこかでまだ怯えていたんです。ちょっとした表情や表現の違いで、その後が大きく変わってしまう。そんな不安がありました。
ーーそうだったんですね。
高田 あと今ほど体力がなかったから、撮影自体もキツくて。1日が終わる頃には本当にへとへと。日中もどうやって、体をピークに持っていこうか、正直悩んだりもしていました。
ーーストレスや体力的消耗でギリギリの中、臨まれていたんですね。撮影での思い出は?
高田 久留米での撮影中、たまたま28歳の誕生日だったんです。
『完成された未完成』(撮影/熊谷貫)より
ーーその後30代に突入して、昨年は待望のグラビア復帰。写真集『素描』(講談社)も出版されました。週プレのグラビアから4年が経ちましたけど、グラビアに対する考え方って変わりました?
高田 まるっきり変わりましたね。グラビアは「高田里穂」という人間を表現するものだという認識が深まっていきました。そしてもっとも自分を美しく残してくれる「魔法」だとも(笑)。
ーー女優としても随分変わりましたよね。
高田 そうですね。以前は台本を読み込んで、しっかり固めないとひたすら不安でしたが、今はセリフを覚えるのはもちろんとして、それ以上に、現場の感性に従って動く方が面白いと思えるようになりました。それこそ20代の頃は監督に厳しく指導されましたが、いまはどんな役でも楽しんでできるようになりました。「殻を破った」感覚がありますね。もちろんグラビアがその一助になった部分はあると思います。
ーーこの先もまたグラビアを?
高田 今後もいろいろな方に撮影してもらいたい気持ちはあります。女優としての自分とはまた違う意味で、自分の中にあるたくさんの自分を見てみたいなとは思っています。
ーーこれはみなさんに聞いていますけど、高田さんは初グラビア(ファースト写真集「きらきら」)を見返すことはありますか?
高田 残念ながらいま私の手元にはないんですよ。なので、見ないですね。実家で母が大切に保存してくれています。というか実家ヤバいですよ。家中、私のポスターが貼ってあって、雑誌など全部とってあって。母が、「いつか記念館作らなきゃ」なんて張り切っています(笑)。
ーーでは今回、久々に「きらきら」を見返してどう思われました?
高田 まだ何も知らないからこその「強さ」を感じますね。今は経験を積んだ分、大丈夫だろうって思えるけど、その一方でこうなったらどうしようという不安も生じてくる。でも、あの頃は本当にまっさらで、100%自分を信じていた気がします。当時のような根拠のない強さを、いま一度持ってみたいなとも思いますね。
●高田里穂(たかだ・りほ)
1994年8月16日生まれ 福岡県出身 身長167㎝
○ドラマ『私が愛するのはクズ男だけ~愛に縛られる女達?』(関西テレビ)に主演。オール福井県撮影の主演映画『KEFI』(齋藤喜進監督)が今年公開予定。最新写真集『素描』(講談社)が好評発売中。地元・福岡県久留米市のくるめふるさと大使としても活動している。
公式Instagram【@riho__takada】
公式Twitter【@RihoTakada】
写真集公式Twitter【@RihoTakada1031】
『完成された未完成』 高田里穂 撮影/熊谷貫 価格/3,300円(税込) テーマは「ありのままの自分」。沖縄県・渡嘉敷島から沖縄本島、そして生まれ故郷である福岡県・久留米市で撮影を敢行。外見的にも内面的にもスケールを増し、さらなる進化を期待させる彼女の「今」が凝縮。本人自身が「グラビア活動の集大成」とも語る覚悟の一冊。
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志

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