この精力剤の原料として有名なものにマムシ、マカなどがありますが、その他にも滋養強壮にいいとされる食べ物は国内外にたくさんあります。『媚薬の検証』(川口友万/著、データハウス/刊)はそんな強壮食材を著者がすべて実際に摂取して、その効果を検証しています。
かねてから男性としての衰えを感じていた著者の川口さんは、若かりし頃のみなぎるような精力を蘇らせる強壮剤を見つけることはできたのでしょうか。
■にんにく
強壮剤として、日本で一番有名なのは、やはりにんにくです。料理に合い、匂いも食欲をそそるということで、広く使われているにんにくですが、川口さんはAV監督・男優として、60歳を超えても一か月に15回も仕事としてセックスをし、一日一回のマスターベーションも欠かさないという絶倫・村西とおる氏が毎日食べているという酢ニンニクを試したところ、性機能に劇的な効果は見られなかったそう。しかし、午後のけだるさや胃もたれが軽くなるなど、体調面には改善があったようです。
■ソフォン
ソフォンはタイ原産の植物で、北部のジャングルに生えている灌木です。この根が強壮によいとされていて、バンコクのチュラロンコン大学の調査によると82.4%のED患者に症状改善効果が見られたそう。ただ、川口さんが実際にソフォンを原料とするサプリメントを試してみたところ、長年感じていた「腰のあたりの空虚さ」「頼りなさ」といった男性機能の衰えを意識しなくなったといいます。
■蟻
蟻は中国でインポテンツの治療に使われているということで、こちらも強壮作用が期待できます。川口さんは漢方薬の原料問屋から蟻100gを買い、リキュールに漬け込み「蟻酒」を作ることにしました。3週間漬け込んだ後、飲んでみると蟻のエキスが出たせいか、甘いリキュールに少し苦味が入り、えぐみのある味になっていたそうです。
年を重ねるごとに性的なものを含めて体の機能が衰えていくのはさびしいものです。しかし、食生活を工夫することによってその衰えを多少なりとも遅くすることは可能なのかもしれません。今回取り上げたニンニク・ソフォン・蟻のほかにも、本書には幾種類もの強壮食材が紹介されているので、自分に合った若返り食材を探してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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