AV女優として人気を博した穂花さんの自伝『穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA』出版記念サイン会が2月10日(水)、ヴィレッジ・ヴァンガード下北沢店で行われ、新刊JPニュースでも当日、サイン会の速報記事を配信した。

・大人気の元AV女優・穂花が自伝出版を記念し、サイン会を開催

 しかし、イベントの詳しい内容や場の空気まではどこも報じていないので、我々新刊JPニュースはこのイベントの模様をどこよりも詳しくお伝えする。

 

 まずはイベントの開始前に報道陣による囲み取材。
 生で見るのは初めてだが、全く初めての気がしない。

 前述の通り本書は穂花さんの自伝で、施設で育ったことや、親からの暴力、騙されてのAVデビュー、そして現在までがかなり赤裸々に綴られている。囲み取材では、書籍出版のきっかけや今後について話を聞く。


◇    ◇    ◇

―本書『穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA』出版のきっかけは何だったのか。

穂花「AVをやっていたということで、その体験を本にできないかと思っていました。(出版社に)相談したところAVのことだけでなく、過去のことを全て書いた本にしたほうがいいのでは、ということになり、このような本を出すことになりました。書きあげるのには1年くらいかかりました」

―ものすごく赤裸々な内容ですが、この本を通して伝えたいことはどんなことか?

穂花「生きるのは辛いことだけど、それを乗り越えた先に幸せがあるということです」

―今後はどんな活動をしていきたいか?

穂花「女優としてやっていきたいと思っています。映画に出れたらうれしいですね」

―もうすぐバレンタインですけど、ご予定は?

穂花「(予定は)ないですね(笑)」

穂花さんから特別音声メッセージを頂きました! こちらから!(音声が出ます。音量に注意してください)

◇    ◇    ◇


 容姿だけでなく、受け答えの仕方も可愛らしい。文面ではこの魅力を伝えきれないのが本当にもどかしい。

 取材が終わるといよいよサイン会開始だ。

 

 来場したファンの数はだいたい100人くらい。
 男性ばかりではなく、女性の姿もうかがうことができ、ファン層が確実に広がってきていることを実感する。

 来場した人はAV女優時代からのファンはもちろん、「アマゾンで本の内容を見て興味が湧いたから来た」というような人もいた。また、コメントをもらうと「小さくてかわいらしかった」「あの明るさの裏にこれだけのことがあったとは驚き」「同じ境遇の人の希望になれるよう頑張って欲しい」など、激励の言葉が多く聞かれた。


【おまけ】
 我らが新刊JP編集部・金井ももちろんサイン待ちの列に加わる。
 並んでから30分後、無事穂花さんと対面。かなり緊張している様子。
 
 
 すごく丁寧にサインを書いてくれた。

 こんな具合で、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
 彼女の今後の活躍に期待する人は、僕を含め多いはずだ。

(取材・記事/山田洋介)


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