1998年6月9日生まれの林は現在26歳。
2001年9月12日生まれの染野は現在23歳。鹿島アントラーズでプロキャリアを始めた“点取り屋”は、2022年夏に東京ヴェルディへとレンタル移籍すると、翌シーズンの前半戦こそ保有元に復帰したものの、7月に2度目の加入に至った。出場したJ2リーグの18試合で6得点を挙げて、進出した昇格プレーオフ決勝戦の清水エスパルス戦では、16年ぶりのJ1へと導く劇的PK弾をマーク。同期間を延長した今シーズンは、公式戦38試合に出場し6得点を記録している。
両選手のコメントは以下の通り。
■林尚輝
▼鹿島アントラーズ
「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。鹿島アントラーズという憧れのクラブで、プロサッカー選手のキャリアをスタートさせていただけたこと、心から感謝しています。プロの厳しさを痛感する日々でしたが、試合に出るためにもがき続け、チャンスをもらい、アントラーズのユニフォームを着て、勝利に貢献してともに得た喜びは、今でも鮮明に覚えています。2年目は怪我に悩まされ、人生の中で最もサッカーができない1年でした。
「しかし、タイトルを取るため、その力になるためにアントラーズに加入しましたが、現実は厳しく力になることはできませんでした。申し訳ない気持ちと、悔しさが残っています。ですが、この決断を肯定するためには、貪欲に成長し続け、結果で示すしかないと思っています。アントラーズに在籍した選手として恥じないよう、選手としても、人としても、大きく成長した姿を見せられるように頑張ります。鹿島アントラーズに関わるすべての皆様、本当にありがとうございました」
▼東京ヴェルディ
「東京ヴェルディに関わる皆様。2025シーズンから東京ヴェルディに完全移籍する決断をしました。
■染野唯月
▼鹿島アントラーズ
「このたび、東京ヴェルディに完全移籍することになりました。小さい頃から鹿島アントラーズで育ち、一度は離れましたが、また戻ってプロサッカー選手をアントラーズでスタートできたことはすごく嬉しかったです。タイトルを取らなきゃいけないクラブだと教えられ続け、必死に食らい付き、良い時も悪い時も、アントラーズのエンブレムを背負ってる以上、全力でやり続けました。ファン・サポーターの皆さんがカシマスタジアムで最高の雰囲気を作ってくださり、毎試合鳥肌が立ちました。僕はアントラーズの先輩方から色々なことを教えてもらい、成長することができました。アントラーズで過ごした時間は、これからのサッカー人生の財産です。成長した姿をカシマスタジアムで見せます。
▼東京ヴェルディ
「来季もチームの為に全力で闘います。よろしくお願いします!」