ヴィッセル神戸は17日、1995年の同日に発生した阪神・淡路大震災から30年が経ったことを受けて、クラブ公式Xで声明を発表した。

 1995年(平成7年)1月17日5時46分、淡路島北部を震源地とするマグニチュード7.3の地震が発生した。
特に震源に近い神戸市の市街地は甚大な被害を受け、犠牲者は6,434人にも達した。

 ジャパンフットボールリーグ(JFL〔当時〕)に所属していた神戸は、同年1月1日より正式に「ヴィッセル神戸」として始動。阪神・淡路大震災が発生した当日に初練習を行う予定だった。被災クラブとなった後もチーム関係者とサポーターは連帯を示し、ホームスタジアムでの試合ではサポーターが「神戸讃歌」(「愛の讃歌」がモチーフ)が歌われ続けている。

 神戸はクラブ公式Xで、次のように30年という節目についてコメントしている。

「阪神・淡路大震災から30年」

「本日『阪神・淡路大震災1.17のつどい』に監督・全選手が訪れました。震災当日に初練習を迎えたという特別な歴史を持つクラブとして、この30年間、復興に向けて皆さまとトモニ歩んできました」

「震災の怖さや教訓を風化させることなく、地域に貢献し、その想いを未来へ繋いでいきます」

「We will never forget 1.17」


【画像】阪神・淡路大震災から30年…ヴィッセル神戸の「誓い」



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