柏レイソルは17日、新体制発表会見を行った。

 昨季は残留争いに巻き込まれ、最終順位は17位と苦しい1年に。
日本代表DF関根大輝(→スタッド・ランス)、MFマテウス・サヴィオ(→浦和レッズ)らが移籍したものの、チームの主軸を担うDF古賀太陽、FW細谷真大らが契約を更新。かつて徳島ヴォルティス、浦和レッズを指揮したリカルド・ロドリゲス新監督を招聘し、巻き返しを図る。新体制発表会に登壇したリカルド監督は「一度日本を離れましたが、もう一度、日本に戻って指揮を執りたいと思っていました。歴史ある偉大なクラブである柏からオファーをもらって大きな喜びを感じました。さらに偉大なクラブにしたいですし、いい仕事をしたいと思っています」と意気込みを語った。

 今オフは積極的な補強を敢行。GK小島亨介(←アルビレックス新潟)、GK坂田大樹(←アビスパ福岡)、DF原田亘(←サガン鳥栖)、DF杉岡大暉(←湘南ベルマーレ)、MF仲間隼斗(←鹿島アントラーズ)、MF久保藤次郎(←名古屋グランパス)、MF渡井理己(←徳島ヴォルティス)、MF小泉佳穂(←浦和レッズ)、MF原川力(←FC東京)と実績十分の選手たちを獲得した。またDF桒田大誠(←中京大)、MF中島舜(←流通経済大)、MF中川敦瑛(←法政大)、FW古澤ナベル慈宇(←東京国際大)の4名の新卒選手を迎えた(柏U-18から昇格したFWワッド・モハメッド・サディキはFC琉球へ育成型期限付き移籍)。

 新体制発表会では新ユニフォームと背番号が発表された。小島は「25」、坂田は「41」、原田は「42」、杉岡は「26」、仲間は「19」、久保は「24」、渡井は「11」、小泉は「8」、原川は「40」に決定。V・ファーレン長崎への育成型期限付き移籍から復帰したDF田中隼人は「5」を背負う。昨季までマテウス・サヴィオが背負った「10」は空き番に。
また3季「19」を背負った細谷はエースナンバー「9」に変更となり、会場からは大きな拍手が沸き起こった。


【動画】柏レイソル新体制発表会




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