サンフレッチェ広島のDF荒木隼人が8日、現行フォーマットでは最後となるスーパー杯『FUJIFILM SUPER CUP 2025』を制した喜びを語った。

 新シーズンの開幕を告げるスーパー杯が8日に行われ、昨季2冠を達成したヴィッセル神戸とJ2を2位で終えたサンフレッチェ広島が対戦。
トルガイ・アルスランと荒木のゴールにより2-0で勝利した広島が9大会ぶり5度目の戴冠を果たした。

 試合後のインタビューに応じた荒木は、菅大輝のCKに頭で合わせた自身のゴールを振り返り、「良いボールが来たのでヤバいヘディングを決めるだけでした」とコメント。神戸の攻撃陣を無失点に抑えたことについては、「チームとして90分を通して良いサッカーができたことがゼロにつながったかなと思っています」と述べ、チーム一丸となって戦えた結果であることを強調した。

 そして最後に、「今シーズン、全部のタイトルを獲れるように、ヤバいシーズンにしましょう!」と呼びかけ、国立競技場に詰めかけた広島サポーターを沸かせた。

 広島は今後、12日にACL2のラウンド16第1戦ナムディン(ベトナム)戦を敵地で行ったのち、16日のJ1開幕戦で町田ゼルビアと対戦する。


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