セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表FW前田大然に賛辞を送った。8日、クラブ公式サイトが伝えている。


 前田は8日に行われたスコティッシュカップ5回戦のレイス・ローヴァーズに先発出場すると、6分に左足で先制点を決めたほか、45+3分にもクロスに右足で合わせて追加点をマーク。その後、4-0で迎えた77分にはクロスに走り込んでダメ押しゴールを挙げ、フル出場で5-0での大勝に大きく貢献を果たした。

 この試合でハットトリックを達成した前田は、今シーズンの公式戦34試合出場で21ゴール8アシストを記録しており、セルティック加入4年目で初めて20得点を超えたほか、クラブ通算では50ゴールにも到達した。

 試合後、躍動した前田について聞かれたロジャーズ監督は「ここに来る前にダイゼンを深く研究した人なら誰でも、彼が横浜(F・マリノス)でストライカーとしてプレーし、さまざまなゴールを決めていたことを知っているはずだ」と語りながら、今シーズンの活躍ぶりを絶賛した。

「彼は伝統的な9番ではないかもしれないが、背後に走り、機動力があり、スピードもあり、ボックス内でフィニッシュを決めることができる。今日の3ゴールは素晴らしかった。彼はさまざまなタイプのゴールを決めることができる」

「彼の今シーズンの仕事量は本当にセンセーショナルなものだ。なぜなら、21ゴールというだけではなく、チームにもたらす他のすべてが素晴らしいからだ。本当に嬉しく思っているよ」


【ハイライト動画】セルティックvsレイス・ローヴァーズ

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