チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグが現地時間12日に行われ、セルティックはバイエルンと対戦した。
この日のゴールにより、今シーズンのCLでの通算得点数を「4」に伸ばした前田。日本人選手がCLの1大会で4得点を挙げたのは史上初であり、イギリスメディア『BBC』によると、セルティックの選手としても元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏らを上回る最高記録だという。今シーズンはここまで公式戦通算22ゴールをマーク。直近では4試合で7ゴールと得点量産体制に入っている。
現地メディアからの評価も上々だ。スコットランド紙『デイリーレコード』はチーム内最高評価となる10点満点中「8点」を付けた上で、「攻撃陣に勢いを戻し、バイエルンのコンラート・ライマーを深い位置に留めた。カウンターでは相手チームに大きな脅威を与え、ゴールも決めた」とそのパフォーマンスを称えている。また、『The National』も10点満点中「8点」を付けつつ、バイエルン戦での活躍を次のように分析している。
「彼は今シーズンのセルティックでキャリア最高の調子を保っている。最初は左サイドでプレーしていたが、中央のポジションに移った時により効果的だった。
なお、ファーストレグを落としたセルティックは、現地時間18日にバイエルンの本拠地『アリアンツ・アレーナ』で行われるセカンドレグにて逆転を目指す。
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