レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、マンチェスター・シティとの大一番を振り返った。19日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグが19日に行われ、レアル・マドリードはマンチェスター・シティと対戦した。敵地でのファーストレグを3-2で制し、アドバンテージを手に本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』に帰還したレアル・マドリードは、エンバペが4分の先制点を皮切りにハットトリックを記録すると、マンチェスター・シティの反撃を最終盤の1点に抑え、3-1で勝利した。

 “新旧王者”対決を2戦合計6-3で制し、ラウンド16への切符を手にしたレアル・マドリード。中盤の一角としてフル出場したベリンガムは得点への直接関与こそなかったものの、安定したプレーでチームを牽引し、勝利に貢献した。試合後、敗れたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「ベリンガムはピッチ上の至る所で並外れた能力を発揮していた」とそのパフォーマンスに賛辞を送っている。

 そんなベリンガムは「良い夜だったし、我々のパフォーマンスは良かった。プレーしていて本当に楽しい試合だったよ」と前置きしつつ、勝因について次にように持論を展開している。

「僕たちにとって最も重要だったのは守備面だ。相手を封じ込めることができれば、より自由に攻撃できると分かっていた。それがファーストレグと今夜の鍵だったよ。マンチェスター・シティは負傷者を抱えていて、我々も回復途中だ。何人かの選手が戻ってきたことを歓迎するし、彼らはリーダーシップという点で僕たちにとって重要な存在だ。
特に若い選手にとっては、試合前に存在感を示すことが重要になる。フルメンバーの時には、僕たちは遥かに優れたチームになる」

 マンチェスター・シティを撃破したレアル・マドリードは、ラウンド16でアトレティコ・マドリードまたはレヴァークーゼンと対戦する。


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