前節終了時点で10勝5分10敗の成績を残し、勝ち点「35」を積み上げているマジョルカは、来季の欧州カップ戦出場も狙える状況。
試合は立ち上がりの9分に動き、3試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた日本代表アタッカーが大仕事をやってのける。敵陣右サイドでマジョルカがスローインを獲得すると、パブロ・マフェオがボックス内めがけてロングスローを投げ込む。ヴェダト・ムリキの頭を超えたボールはダニ・ロドリゲスに収まらなかったものの、セカンドボールに浅野が反応。ダイレクトで強烈なボレーシュートを突き刺し、マジョルカに先制点をもたらした。
浅野のゴールでマジョルカは1点をリードしたまま試合を進めたものの、68分にはセットプレーの流れから、キケ・ガルシアにゴールを許す。試合はこのまま1-1でタイムアップ。マジョルカは2戦連続のドローとなり、さらなる上位進出に向けて2試合ぶりに勝利を掴むことはできなかった。なお、浅野は65分までプレーした。
次節、マジョルカは9日に敵地でアスレティック・ビルバオと、アラベスは8日にホームでビジャレアルと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マジョルカ 1-1 アラベス
【得点者】
1-0 9分 浅野拓磨(マジョルカ)
1-1 68分 キケ・ガルシア(アラベス)