マンU指揮官「勝つことが目的」　柔軟にスタイル変更も「守備ばかりして相手にボールを渡したくはない」
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　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督は、結果を出し続けるために、試合によって自身のスタイルを柔軟に変更する可能性を示唆した。9日、イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。


　マンチェスター・ユナイテッドは9日、プレミアリーグ第28節アーセナルとの試合に臨んだ。前半アディショナルタイムにブルーノ・フェルナンデスのフリーキックで先制したものの、後半にデクラン・ライスに同点ゴールを許し、1－1で試合を終えた。

　試合を通してディフェンスラインを下げ、ブロックを作ることでアーセナルに対抗したマンチェスター・ユナイテッド。アモリム監督は試合後、「マンチェスター・ユナイテッドを指導するなら、そのようなプレーはあまりできることではないが、試合に勝つことが目的である」と語り、今後は現実的なスタイルも取り入れることを示唆した。

「ファンにとって、時々イライラするのは理解できる。得点すると気持ちが楽になるし、多くのチャンスがあれば試合の流れが変わり、ファンも喜ぶ。時には人気のないことをしなければならないし、勝つためには別の方法を思い浮かべ、実行する必要がある。なぜなら最終的には勝ち点が必要だからだ」

　しかしながらアモリム監督は「守備ばかりして、相手にボールを渡すようなプレーをしたくない」とコメント。今回のアーセナル戦においては、勝つための戦い方であったことを説明した。

「これまでの試合や、あらゆる問題、そして選手の特性を踏まえた。試合に勝利するべく努め、今日の我々はそれを証明した。低いブロックを作れば、より試合をコントロールできるし、トランジションに優れた選手もいる。
（アレハンドロ）ガルナチョは本当に完璧な試合をしたと思う」

　マンチェスター・ユナイテッドは次戦、3月13日にヨーロッパリーグ・ラウンド16のセカンドレグでレアル・ソシエダと対戦した後、3月16日にレスターとのリーグ戦を控えている。

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