UEFAカンファレンスリーグ(ECL)ラウンド16・セカンドレグが13日に行われ、チェルシー(イングランド)とコペンハーゲン(デンマーク)が対戦した。

 リーグフェーズで6戦全勝を記録し、勝ち点「18」の首位で決勝トーナメントに駒を進めたチェルシー。
今大会からECLは新フォーマットに移行したものの、チェルシーは圧倒的な強さを見せつけながらリーグフェーズを突破した。コペンハーゲンとのラウンド16・ファーストレグは敵地で2-1の先勝。アドバンテージを手にして本拠地『スタンフォード・ブリッジ』での第2戦へと臨む。

 試合の立ち上がりは逆転突破を目指すコペンハーゲンが主導権を掌握。開始早々の4分にファーストシュートを記録すると、前半に計4本のシュートを放つ。一方のチェルシーは支配率で相手を上回ったものの、45分間のシュート数は0本。第2戦はスコアレスでハーフタイムに突入する。

 そんななか、55分にチェルシーが均衡を破る。ハーフライン付近でボールを持ったトシン・アダラビオヨが縦パスを供給。コール・パーマーが送ったボールは相手にカットされるが、すぐさまプレスをかけたマルク・ククレジャが即時奪回に成功する。こぼれ球がキアナン・デューズバリー・ホールにわたり、細かいタッチで次々とディフェンダーを突破。ボックス内に切り込みながら左足でネットを揺らし、ホームチームが先制した。


 結局、そのまま試合は1-0で終了。チェルシーが2戦合計3-1でラウンド16からの勝ち抜きを決めた。準々決勝・ファーストレグは来月10日に行われる。

【スコア】

チェルシー 1-0(2戦合計:3-1) コペンハーゲン

【得点者】

1-0 55分 キアナン・デューズバリー・ホール(チェルシー)
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