レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、1日のレアル・マドリード戦に向けた前日会見に出席した。3月31日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
33年ぶりの優勝を果たした2019-20シーズン(新型コロナにより決勝戦は2021年4月開催)以来のコパ・デル・レイ(国王杯)決勝を目指し、準決勝にまで勝ち進んできたレアル・ソシエダ。今シーズンは11年ぶりに“スペイン3強”全てが生き残っており、チュリウルディンが『ラ・カルトゥーハ』への切符を懸けて戦うのはレアル・マドリードとなった。が、本拠地『アノエタ』で迎えた2月27日のファーストレグでは0-1の敗北。敵地で1点ビハインドからの反撃に出なければならなくなっている。
4-4の撃ち合いを演じたもうひとつのカードを他所に、大半がレアル・マドリードの決勝進出が堅いと見ているこの対戦。そうした中で、アルグアシル監督は「レアル・マドリードは、ラ・リーガ、カップ戦、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップといったすべての大会で常に優勝候補だ。彼らは素晴らしいチームと素晴らしい監督を擁している」と前置きをした上で、「選手たちも私も、クラブの歴史を作り続けたいと思っている。決勝に進めば歴史的な夜になるだろうし、そのために戦うつもり」と強調。続けて「選手たちには、今シーズンは(リーグ戦で)2試合とも負けてしまったけれど、勝利に近づいていたと伝えたよ。我々はそのような試合をして、正しい結果を出そう。マドリーに最大限の敬意を払いつつもそれをやり遂げれば、決勝に進めると確信している。ラ・レアルがマドリーを破ったことを、みんなに語ってもらいたい」と意気込みを述べた。
また同指揮官は、下馬評が与えるプレッシャーにも言及。昨シーズンも準決勝に駒を進めたものの、当時は優位と見られていた中で敗退したのに比べて、今回は決して戦前の予想が高いとは言えないわけだが、アルグアシル監督は「ファイナルに進みたいから、プレッシャーは大きいよ。昨年のマジョルカ戦と同様にね。マドリーが優勝候補なのは確かだけど、だからといって我々にチャンスがないわけではない。それを最大限に活かしていく」と告白。さらに「我々に失うものがないと言うのは間違いだ。失うものはたくさんある。あのときと立場は違うけれど、マジョルカ戦と同じくらいに、この試合に懸けている」と並々ならぬ思いを口にした。
最後に、逆転突破のポイントについて「(キリアン・)エンバペにゴールを許さないこと、そして我々がゴールを決めることだ」と語ったアルグアシル監督は、「明日、たとえ勝ったとしてもそれは単なる一晩のことに過ぎない。だってこの数年間、素晴らしい夜、美しい夜、思い出に残る夜は数多くあったから。我々は、過去6年間で経験した一夜の思い出アルバムに、またひとつの瞬間をコレクションできるように全力を尽くすつもりだ」と改めて決意を示している。
注目のセカンドレグは、日本時間2日の午前4時30分キックオフ予定。
33年ぶりの優勝を果たした2019-20シーズン(新型コロナにより決勝戦は2021年4月開催)以来のコパ・デル・レイ(国王杯)決勝を目指し、準決勝にまで勝ち進んできたレアル・ソシエダ。今シーズンは11年ぶりに“スペイン3強”全てが生き残っており、チュリウルディンが『ラ・カルトゥーハ』への切符を懸けて戦うのはレアル・マドリードとなった。が、本拠地『アノエタ』で迎えた2月27日のファーストレグでは0-1の敗北。敵地で1点ビハインドからの反撃に出なければならなくなっている。
4-4の撃ち合いを演じたもうひとつのカードを他所に、大半がレアル・マドリードの決勝進出が堅いと見ているこの対戦。そうした中で、アルグアシル監督は「レアル・マドリードは、ラ・リーガ、カップ戦、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップといったすべての大会で常に優勝候補だ。彼らは素晴らしいチームと素晴らしい監督を擁している」と前置きをした上で、「選手たちも私も、クラブの歴史を作り続けたいと思っている。決勝に進めば歴史的な夜になるだろうし、そのために戦うつもり」と強調。続けて「選手たちには、今シーズンは(リーグ戦で)2試合とも負けてしまったけれど、勝利に近づいていたと伝えたよ。我々はそのような試合をして、正しい結果を出そう。マドリーに最大限の敬意を払いつつもそれをやり遂げれば、決勝に進めると確信している。ラ・レアルがマドリーを破ったことを、みんなに語ってもらいたい」と意気込みを述べた。
また同指揮官は、下馬評が与えるプレッシャーにも言及。昨シーズンも準決勝に駒を進めたものの、当時は優位と見られていた中で敗退したのに比べて、今回は決して戦前の予想が高いとは言えないわけだが、アルグアシル監督は「ファイナルに進みたいから、プレッシャーは大きいよ。昨年のマジョルカ戦と同様にね。マドリーが優勝候補なのは確かだけど、だからといって我々にチャンスがないわけではない。それを最大限に活かしていく」と告白。さらに「我々に失うものがないと言うのは間違いだ。失うものはたくさんある。あのときと立場は違うけれど、マジョルカ戦と同じくらいに、この試合に懸けている」と並々ならぬ思いを口にした。
最後に、逆転突破のポイントについて「(キリアン・)エンバペにゴールを許さないこと、そして我々がゴールを決めることだ」と語ったアルグアシル監督は、「明日、たとえ勝ったとしてもそれは単なる一晩のことに過ぎない。だってこの数年間、素晴らしい夜、美しい夜、思い出に残る夜は数多くあったから。我々は、過去6年間で経験した一夜の思い出アルバムに、またひとつの瞬間をコレクションできるように全力を尽くすつもりだ」と改めて決意を示している。
注目のセカンドレグは、日本時間2日の午前4時30分キックオフ予定。
アルグアシル監督が率いるレアル・ソシエダは、敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』で、大方の予想を覆した夜を迎えられるだろうか。
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