2025明治安田J1リーグ第14節延期分が14日に行われ、横浜F・マリノスと柏レイソルが対戦した。
新体制で迎えた今シーズンは13試合で1勝5分7敗と苦しい戦いが続き、暫定最下位に低迷している横浜FM。
ゲームは序盤から柏が最終ラインから丁寧にボールを回し、主導権を握る展開に。16分には山田雄士が中盤でボールを奪ったところから右サイドで細かくパスを繋ぎ、上手くライン間に陣取った小泉佳穂へ展開。最後はカットインから左足で放ったシュートが枠を捉えたが、GK飯倉大樹のセーブに阻まれる。対する横浜FMはブロックを形成して相手の攻撃に冷静に対処するも、なかなか効果的な攻撃に繋げることができない。
27分、柏は敵陣で相手のパスミスを拾い攻撃に繋げると、垣田裕暉と久保藤次郎を経由し、右サイドを駆け上がった原田亘へ展開。マイナスへの折り返しに久保が合わせたが、上手くミートできずシュートは枠の外へ。34分にはルーズボールに反応した小屋松知哉がスピードに乗ってフィニッシュまで持ち込んだが、懸命に戻った諏訪間幸成の見事なブロックに阻まれる。その後、横浜FMも何度かゴール前に迫るシーンを作ったが得点は奪えず、前半はスコアレスで終了した。
後半は横浜FMが良い入りを見せ、48分には松原健が右から上げた斜めのクロスにアンデルソン・ロペスと宮市亮が飛び込んでゴールを脅かす。それでも次第に柏が押し返し、55分には中盤での細かいパス交換から大きく左サイドへ展開すると、ジエゴの折り返しを小泉がダイレクトで押し込み先制に成功した。ビハインドを負った横浜FMはすぐさま3枚替えを敢行し、ヤン・マテウス、遠野大弥、エウベルら攻撃的な選手を次々と投入するが、なかなか反撃の糸口を掴むことができない。
次第に圧力を強める横浜FMは79分、エウベルのパスを受けた永戸勝也が左サイドの深い位置からクロスを送り、ゴール前の遠野がヘディングシュートを放ったが、これは惜しくも小島亨介の正面へ。89分には再びエウベルと永戸の連携で左サイドを崩し、最後は遠野が右足を振ったが、DFのブロックに阻まれる。すると90+1分、右サイドを突破した久保の鋭いクロスに木下康介がダイレクトボレーで合わせ、柏が貴重な追加点を奪った。
試合はこのまま0-2で終了し、4連勝を飾った柏は首位を走る鹿島アントラーズとの勝ち点差が「1」に。対する横浜FMは泥沼の5連敗、リーグ戦9試合未勝利となった。両チームの次戦は17日に控える第17節。横浜FMはホームで京都サンガF.C.と、柏はアウェイでFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
横浜F・マリノス 0-2 柏レイソル
【得点者】
0-1 55分 小泉佳穂(柏レイソル)
0-2 90+1分 木下康介(柏レイソル)
新体制で迎えた今シーズンは13試合で1勝5分7敗と苦しい戦いが続き、暫定最下位に低迷している横浜FM。
先月にはスティーブ・ホーランド監督を解任し、2年連続の指揮官途中交代という重い決断を下した。パトリック・キスノーボ監督正式就任後2試合目となる今節、ホームで連敗ストップを目指す。対する柏はリカルド・ロドリゲス新監督のもとでここまで勝ち点「30」を獲得。現在2位につけており、直近も3連勝中とチーム状態は横浜FMと対照的だ。
ゲームは序盤から柏が最終ラインから丁寧にボールを回し、主導権を握る展開に。16分には山田雄士が中盤でボールを奪ったところから右サイドで細かくパスを繋ぎ、上手くライン間に陣取った小泉佳穂へ展開。最後はカットインから左足で放ったシュートが枠を捉えたが、GK飯倉大樹のセーブに阻まれる。対する横浜FMはブロックを形成して相手の攻撃に冷静に対処するも、なかなか効果的な攻撃に繋げることができない。
27分、柏は敵陣で相手のパスミスを拾い攻撃に繋げると、垣田裕暉と久保藤次郎を経由し、右サイドを駆け上がった原田亘へ展開。マイナスへの折り返しに久保が合わせたが、上手くミートできずシュートは枠の外へ。34分にはルーズボールに反応した小屋松知哉がスピードに乗ってフィニッシュまで持ち込んだが、懸命に戻った諏訪間幸成の見事なブロックに阻まれる。その後、横浜FMも何度かゴール前に迫るシーンを作ったが得点は奪えず、前半はスコアレスで終了した。
後半は横浜FMが良い入りを見せ、48分には松原健が右から上げた斜めのクロスにアンデルソン・ロペスと宮市亮が飛び込んでゴールを脅かす。それでも次第に柏が押し返し、55分には中盤での細かいパス交換から大きく左サイドへ展開すると、ジエゴの折り返しを小泉がダイレクトで押し込み先制に成功した。ビハインドを負った横浜FMはすぐさま3枚替えを敢行し、ヤン・マテウス、遠野大弥、エウベルら攻撃的な選手を次々と投入するが、なかなか反撃の糸口を掴むことができない。
次第に圧力を強める横浜FMは79分、エウベルのパスを受けた永戸勝也が左サイドの深い位置からクロスを送り、ゴール前の遠野がヘディングシュートを放ったが、これは惜しくも小島亨介の正面へ。89分には再びエウベルと永戸の連携で左サイドを崩し、最後は遠野が右足を振ったが、DFのブロックに阻まれる。すると90+1分、右サイドを突破した久保の鋭いクロスに木下康介がダイレクトボレーで合わせ、柏が貴重な追加点を奪った。
試合はこのまま0-2で終了し、4連勝を飾った柏は首位を走る鹿島アントラーズとの勝ち点差が「1」に。対する横浜FMは泥沼の5連敗、リーグ戦9試合未勝利となった。両チームの次戦は17日に控える第17節。横浜FMはホームで京都サンガF.C.と、柏はアウェイでFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
横浜F・マリノス 0-2 柏レイソル
【得点者】
0-1 55分 小泉佳穂(柏レイソル)
0-2 90+1分 木下康介(柏レイソル)
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