スコティッシュカップ決勝が24日に行われ、アバディーンとセルティックが対戦した。

 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)4連覇を達成したほか、スコティッシュ・リーグカップも制覇しているセルティックは、直近9シーズンで6度目となる国内3冠を目指して、スコティッシュカップ決勝に臨んだ。
なお、前田大然は先発出場した一方、旗手怜央は負傷のためベンチ外となった。

 試合は39分にCKからキャメロン・カーター・ヴィッカースのヘディングシュートがオウンゴールを誘い、セルティックが先制に成功した。それでも、83分にはクロスを弾き切れなかったGKカスパー・シュマイケルのオウンゴールでアバディーンが追いついて試合は振り出しに戻った。

 後半終盤には前田にGKと一対一となるチャンスが訪れたものの、GKに防がれ、このまま90分が終了。その後、延長戦でも決着はつかず、1-1で120分が終わると、PK戦を4-3で制したアバディーンが1989-90シーズン以来、35年ぶり8度目となるスコティッシュカップ制覇を飾った。

 一方、敗れたセルティックは2シーズンぶりの国内3冠とはならなかった。なお、延長戦を含めてフル出場を果たした前田はPK戦で4人目のキッカーを務め、成功させていた。


【ハイライト動画】アバディーンvsセルティック

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