バルセロナがスペイン代表FWラミン・ヤマルとの契約延長に近づいているようだ。26日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。


 現行契約が2026年6月末までとなっているヤマルだが、契約延長が決定的となっている模様。報道によると、バルセロナは同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏との会談を経て、2031年6月末までの新契約を締結することで合意に達したという。すべての作業が完了しており、近日中にもクラブから正式発表される見込みだ。

 新たな契約は18歳の誕生日である今年7月13日付で有効となり、ヤマルはチーム内で最も高額の給与を受け取る選手の一人になるという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、同選手がバルセロナと2031年6月末までの新契約を締結することで合意に達したと伝えている。

 2007年7月13日生まれで現在17歳のヤマルはバルセロナの下部組織出身で、クラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス氏の下、15歳でトップチームデビューを飾った。バルセロナとスペイン代表の主軸に成長し、昨年から今年にかけては若手版バロンドールの異名で知られるコパ・トロフィーやスポーツ界のアカデミー賞とされるローレウス世界スポーツ賞、ゴールデンボーイ賞など数々の若手賞に輝いている。

 2024-25シーズンは公式戦通算55試合に出場し、18ゴール25アシストをマーク。ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ブラジル代表FWハフィーニャと強力トリデンテを形成し、バルセロナの国内3冠達成に大きく貢献した。17歳ながら、クラブでの公式戦通算出場数は「106」に到達している。
編集部おすすめ