ローマは6日、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と2028年6月までの3年契約を締結したことを発表した。

 現在67歳のガスペリーニ監督は、ユヴェントスの下部組織で指導者としての道を歩み始めると、2003年から監督キャリアをスタート。
ジェノアやインテル、パレルモを率いた後、2016年7月にアタランタの指揮官に就任。プロビンチャの一クラブをセリエAの上位チームに変貌させ、2023-24シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ制覇に導いた。

 そんなガスペリーニ監督は、今シーズン限りでアタランタの監督を退任。かねてより、来シーズンからローマの指揮官に就任する予定であることを報じられていたが、6日に正式発表となった。

 ローマはガスペリーニ監督の就任に際し、クラブの公式サイトを通じ、「ガスペリーニ監督は、創造的な戦術と献身的なハードワーク、優れた選手育成が特徴の指揮官だ。オーナ陣とクラウディオ・ラニエリ氏は、同指揮官がこの役職に適任であると確信している」と歓迎のコメントを残している。
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