2025明治安田J1リーグ第20節が15日に行われ、ヴィッセル神戸と名古屋グランパスが対戦した。

 前半戦を6位で折り返した王者・神戸が、好調の14位名古屋を『ノエビアスタジアム神戸』に迎えての一戦。
神戸は大迫勇也らが欠場となった一方、新加入の永戸勝也が先発で早速デビューを飾った。

 序盤から押し込む神戸は、44分に待望の先制点を獲得する。井手口陽介が相手に寄せられながらも粘ってジェアン・パトリッキにパス。ペナルティエリア右からパトリッキが高速クロスを送ると、これが相手のオウンゴールを誘った。

 さらに前半アディショナルタイム2分、神戸が大きな追加点を獲得する。コーナーキックのこぼれ球に宮代大聖がいち早く反応。宮代は密集の中でボールを保持して左足を振り抜き、ゴールに突き刺した。

 2点ビハインドで折り返した名古屋は、57分に1点を返す。大小のパス交換で神戸の守備を崩すと、左から菊地泰智が送ったパスに合わせたのは、センターバックから攻撃に参加していた原輝綺。左足のシュートをゴール右下隅へと流し込んだ。

 しかし、名古屋の反撃は及ばず、神戸が逃げ切りに成功した。神戸は2連勝、名古屋は7試合ぶり黒星となった。
次節は21日に行われ、神戸は敵地で川崎フロンターレと、名古屋はホームで清水エスパルスと対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 2-1 名古屋グランパス

【得点者】
1-0 44分 オウンゴール(神戸) 
2-0 45+2分 宮代大聖(神戸)
2-1 57分 原輝綺(名古屋)


【ゴール動画】神戸vs名古屋



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