今夏にヨーロッパを去り、生まれ育ったブラジルへの移籍を決断したジョルジーニョ。6月末までとなっていたアーセナルとの契約を前倒しで解除し、名門フラメンゴに3年契約で加入。現地時間16日にはエスペランス(チュニジア)とのFIFAクラブワールドカップ2025・グループD初戦に臨んだ。
ダブルボランチの一角として先発出場したジョルジーニョは、17分に前方への鋭い縦パスでジョルジアン・デ・アラスカエタの先制ゴールの起点に。さらに70分には右サイドの深い位置で味方のサポートに入ると、ボックス内のルイス・アラウージョにダイレクトパスを送り、追加点をアシストした。パス成功率「93%」、地上デュエル勝率「100%」と好スタッツを記録し、データサイト『Sofascore』による採点では10点満点中「7.5点」を獲得している。
74分に交代でピッチを去るまで存在感を放ち続けたジョルジーニョは「とても良い感触だった。第一印象としては、同じ仕事への考え方を持って同じ方向へ進んでいく素晴らしい仲間がいると感じたよ。質の高い選手が多く、自分の持ち味にも合っていると思う。これからさらに力を発揮していきたい」とデビュー戦を振り返りつつ、次のように言葉を続けた。
「もちろん、よりチームに馴染んでいくために改善すべき点はたくさんある。しかし、初戦には満足しているし、とてもリラックスしてプレーできた。
白星発進を飾ったフラメンゴは現地時間20日に控えるグループD第2節で、ジョルジーニョの古巣でもあるチェルシーと対戦する。
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