現在51歳のF・インザーギ監督は、現役時代にミランやユヴェントスなどで活躍。
そんななか、ピサは13日にF・インザーギ監督と双方合意で契約解消に至ったことを発表。一部メディアはパレルモの指揮官就任の可能性を報じていたが、今回正式に同クラブを率いることが決定した。パレルモはクラブ公式サイトで「7月1日よりクラブ・ロサネーロ(パレルモ)と複数年契約を結ぶことになる」と説明している。
同監督はパレルモが公式X(旧Twitter)で公開した映像を通し、以下のようにコメントした。
「“正しいタイミング”というものは存在する。私はずっとそう信じてきた。何度も『そんなものはない』と言われてきたが、それでも信じていた。『行動するだけでいい、時間はただ引き延ばすだけで解決はしない』とも言われてきた。しかし、正しいタイミングは必ずやってくるものだ。
「私は現役時代、オフサイドラインぎりぎりでプレーしながら、ゴールへ走り出す“その瞬間”を待ってきた。たくさんの勝利を味わい、たくさんの苦しみを経験し、たくさんの歓喜を味わった。人生を全力で生きてきた。でも、私がやってきたすべてのことは、“正しいタイミング”でやってきたことだ。そして今回もそれは同じだ」