浦和の守護神・西川周作は前を向く「諦めることなく、インテル戦へ切り替えてやっていくことが大事」

　FIFAクラブワールドカップ2025・グループE第1節が17日に行われ、浦和レッズ（日本）はリーベル・プレート（アルゼンチン）に1－3で敗れた。試合後、GK西川周作が『DAZN』のフラッシュインタビューに登場した。

　試合は序盤の12分、浦和から見て右サイドからのクロスボールを、FWファクンド・コリーディオに頭で沈められ、早々と1点を追いかける展開を強いられる。前半終盤には徐々に敵陣へ押し込む時間も増やしたが、後半立ち上がりの48分には最終ラインの連携ミスからFWセバスティアン・ドリウッシに2点目を許す。58分にはビルドアップで相手を剥がしたところから、最後はMF金子拓郎が倒されて得たPKをFW松尾佑介が沈め、1点を返すも、73分にはコーナーキックからFWマクシミリアーノ・メサにヘディングシュートを決められ、1－3でタイムアップを迎えた。

　試合後、西川は「非常に残念な結果になってしまいましたが、僕たちはベストを尽くしたと思います」と発言。「諦めることなく、第2戦のインテル戦に向けて切り替えてやっていくことが大事です。ここで下を向く必要はないです。しっかりとした準備をしていきたいと思います」と、次節のインテル戦を見据えた。

　リーベル・プレート戦について、西川は立ち上がりの時間帯を「相手の勢いもあり、慣れるための10分間だった」と振り返るも、「そこからはボールを繋いだり、運んだり、背後に蹴ったりと、良い攻撃が見られたと思っています」と、最後尾からポジティブに感じた点も明かす。「ただ、もっともっとチャンスを作れると思います」と話したように、チームとしてさらなる高みを目指しつつも、短期決戦ということもあり、「みんなは伸び伸びプレーしていたので、この経験を糧にして、次のインテル戦に向けて繋げていきたいと思います」と語った。

　また、試合開催地のアメリカ合衆国・シアトルに数多くの“レッズサポーター”も駆けつけたことを受けて、西川は「ホームのような雰囲気で、ファン・サポーターのみなさんが遠いアメリカまで駆けつけてくれたことに感謝しています」と率直な思いを言葉にする。「日本でも朝早くから僕たちのことを応援してくれている方がいるので、僕たちは絶対に諦めないで、第2戦では勝利を目指して頑張りたいと思います」と意気込んだ。

　次節、浦和はインテル（イタリア）と対戦。試合は日本時間で6月21日の28時00分（22日の4時00分）にキックオフを迎える。試合の模様は、『DAZN』にて無料ライブ配信される。
　

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