FIFAクラブワールドカップ2025・グループA第2節が19日に行われ、インテル・マイアミ(アメリカ)はポルト(ポルトガル)に2-1と逆転勝利を飾った。試合後、インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、『DAZN』を通して喜びの声を届けた。


 第1節のアル・アハリ・カイロ(エジプト)戦をスコアレスドローで終えたインテル・マイアミは、同様にパルメイラス(ブラジル)と0-0で引き分けたポルト(ポルトガル)と対戦。共に初ゴール、そして初白星を狙う中、序盤の8分にはスペイン代表FWサムエル・オモロディオンがPKを決めて、ポルトが先手を取る。だが、インテル・マイアミも47分、右からの折り返しをベネズエラ代表MFテラスコ・セゴビアが決めて試合を振り出しに戻すと、54分には“千両役者”が違いを見せる。ペナルティエリア手前の位置でフリーキックを獲得すると、キッカーを務めたメッシは、左足でいともたやすくゴールネットを揺らす。試合はこのまま終了し、インテル・マイアミが2-1で大会初勝利を飾った。

 試合後、メッシは「今日はヨーロッパの非常に手強いチームと対戦したが、僕らは戦う意欲を示せたと思う」とチームの姿勢を称える。初陣のアル・アハリ・カイロ戦を「先日の試合では、前半は多くのチャンスを逃してしまった。若い選手たちにとっては、初めての重要な大会だったこともあっただろう。後半は変更を加えて、できる限りを試みて戦ったが、勝利はできなかった」と振り返ると、「今日は第1戦と比べると劣勢だったことは間違いない。けれども、僕らの武器を示せたゲームだった」と勝利を喜んだ。

「チーム全体の大いなる努力だった。僕らはよくプレーした。
単に守備に徹しただけでなく、前半から2点目を奪うまでの間、ボールをうまくコントロールした。僕らは最初の試合で『勝てるかもしれない』と思った中で、苦い思いをしていたからこそ、今日の勝利には満足している。これは僕らにとって非常に重要な勝利であり、喜ぶべきものだ」

 次節は23日に予定されており、インテル・マイアミはパルメイラスと対戦。メッシは「彼らも世界的な強豪であり、また非常に難しい試合になるだろう」と気を引き締めた。


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