期待の若手ストライカーがJリーグを飛び越え海を渡った。2004年6月19日生まれで現在21歳の内野は、横浜F・マリノスの下部組織を経て筑波大学へ進学。187cmの恵まれた体格を誇るセンターフォワード(CF)で世代別の日本代表でもプレーしており、昨年のAFC U-23アジアカップカタール2024では5試合に出場し1ゴールを挙げた。
今春からはブレンビーのトライアルに参加し、2025-26シーズンの開幕を前に正式契約を締結することとなった内野。同クラブのベンヤミン・シュメデスFD(フットボールディレクター)は次のように印象を語っている。
「彼は同世代の日本人選手の中でも屈指の実力を持つプレーヤーであり、非常にエキサイティングな若手ストライカーだ。今年初めのトライアルで彼のプレーを目にする機会があったが、非常に良い印象を与えてくれた。ストライカーとして他に類を見ない資質を持ち、成長への強い意志と冷静沈着な精神力を持っている。大きな可能性を感じており、今後数年間かけてそれを開花させていきたい」
ブレンビーはデンマーク・スーペルリーガで過去11度の優勝を誇る国内屈指の名門で、2023年夏からは日本代表FW鈴木唯人(現:フライブルク)が2年間に渡って在籍。内野はクラブ史上2人目の日本人選手となった。