ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、アル・ナスルとの新契約締結に近づいているようだ。25日、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。


 2024-25シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)で21勝7分6敗を記録し、勝ち点「70」の3位フィニッシュを果たしたアル・ナスル。今年2月に40歳となったC・ロナウドは、在籍3年目となった今シーズンもリーグ戦30試合出場25ゴール4アシストをマークし、2年連続の得点王に輝いた。すると、SPL最終戦を終えたC・ロナウドが先月27日に自身の公式Instagramを更新し、「この章は終わりを迎えた。物語は?まだまだ続く。すべてに感謝している」と投稿。アル・ナスルとの現行契約が今年の6月30日までとなっているため、退団の可能性が取り沙汰されていた。

 その一方、今月7日にUEFAネーションズリーグの会見へと出席したC・ロナウドは、出場の可能性が噂されていたFIFAクラブワールドカップ2025について「クラブW杯には出場しない」と不参加を表明。複数チームからのオファーを拒否したと明かしつつ、自身の去就が「ほぼ決まっている」とコメントした。

 そんななか、『BBC』はC・ロナウドがアル・ナスルとの契約延長に近づいていると報道。2年契約の締結が間近であり、まもなく正式な合意に至る見込みと主張している。また、サウジアラビアにとどまることを決めた同選手は、周辺諸国でのスポーツ事業への投資も検討しているという。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、自身の公式XでC・ロナウドが契約延長に迫っていると指摘。
しかし、同氏は契約期間を「1年または2年」と報じつつ、「ロナウドが望めば2027年6月まで契約を延長する可能性も十分にある」と説明した。
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