FC町田ゼルビアは26日、アカデミーヘッドコーチを務める森下仁之氏が、25日に逝去したことを報告。57歳だった。
また、「故人のご冥福を祈り、6月29日(日)明治安田J1リーグ 第22節アルビレックス新潟戦にてFC町田ゼルビアの選手が喪章を着用して試合に臨みます」と併せて伝えている。

 1967年12月9日生まれの森下氏は、これまでにツエーゲン金沢やギラヴァンツ北九州などで監督を務めたほか、北海道コンサドーレ札幌やジュビロ磐田、アビスパ福岡の育成年代も指導した経歴を持っている。FC町田ゼルビアのアカデミーヘッドコーチには、今年就任したばかりだった。

 町田はクラブ公式サイトにて、「生前は、数多くのクラブの選手育成、クラブの発展など日本サッカー界にご尽力いただき、2025年よりFC町田ゼルビアアカデミーヘッドコーチに就任されていました。ここに謹んでご冥福をお祈りするとともに、ご案内申し上げます」と声明を掲載している。

 また同日、森下氏の下で2014シーズンにJ3リーグ優勝を果たしたツエーゲン金沢も、クラブ公式サイトにて、「森下仁之元監督のご訃報に、クラブ一同、謹んでお悔やみ申し上げます。ツエーゲン金沢では2012年からトップチームの監督として、JFL時代から率いていただき、J3リーグ初年度での優勝やJ2昇格など5年間で共に多くの歴史を築いていただきました。生前のご厚情に深く感謝すると共に、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 株式会社石川ツエーゲン」と哀悼の意を表している。
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