アーセナルは26日、イングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーとの契約延長を発表した。

 クラブは長期契約と発表しており、正確な契約期間は明かしていないが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、2030年まで契約を結んだとのことだ。


 2006年9月26日生まれで現在18歳のルイス・スケリーは、8歳からアーセナルに所属する下部組織出身選手で、2024年9月にトップチームデビューを飾った。

 日本代表DF冨安健洋やイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリらが負傷離脱となったことも影響し、左サイドバック(SB)の主力に定着。公式戦39試合出場で1ゴール2アシストを記録する活躍を見せていた。また、チャンピオンズリーグではクラブ史上最年少での先発出場記録も樹立し、飛躍のシーズンとなっていた。

 さらに、2025年3月に行われたFIFAワールドカップ26欧州予選グループK第1節のアルバニア代表戦でイングランド代表デビューを果たすと、この試合でゴールも決め、18歳176日というデビュー戦におけるイングランド代表の最年少得点記録を更新していた。

 アーセナルとの契約は2026年6月30日までとなっていたルイス・スケリーだが、自身が育ったクラブに留まることを決断。クラブを通じて、喜びのコメントを残している。

「とても誇りに思い、嬉しく思っている。シンプルな言葉だけど、このクラブと契約できたことの喜びを表現していると思う。僕はファンでもあり、夢が叶ったかのようだ」

「ヘイル・エンドの価値観を体現し、それを成し遂げてきた。まだこれから長い道のりが待っているし、謙虚さを保ち、良い人間であり続けることが、僕にとって何よりも大切だ」

「試合を通して、良い瞬間や自分が犯したミスなど、多くの経験を積んできた。来シーズンに向けて、間違いなく準備は万端だ。
学び続け、成長し続けたい」

「ここに遺産を残したい。このスポーツで勝ち取れるものはすべて勝ち取りたい。常に学び続け、地に足のついた人間であり続けながら、最大の舞台でトロフィーを勝ち取りたい。それがとても大切なことだ」


【画像】ルイス・スケリーがアーセナルと長期契約か



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