アーセナルに所属するガーナ代表MFトーマス・パルティは今夏限りで同クラブを離れることになるようだ。29日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。


 現在32歳のトーマスはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、マジョルカやアルメリアへのレンタル移籍を経て、2015年11月にトップチームデビューを飾った。2020年10月にアーセナルに完全移籍となると、度重なる負傷に悩まされながら、ここまで公式戦通算167試合出場で9ゴール7アシストを記録している。

 2024-25シーズンは大きなケガもなく、公式戦52試合に出場するなど、チームの中心選手として活躍したトーマスだが、現行契約は2025年6月30日までとなっていることから、去就には注目が集まっていた。

 アーセナルとしてはトーマスの残留を望んでいたことから、2年契約または、1年+1年の延長オプションが付随した新契約を準備し、契約延長に向けて交渉を行なっていることが明らかになっていた。

 しかし、今回の報道によると、アーセナルはトーマスと新たな契約で合意に達することができなかったため、現行契約満了に伴い、同選手はアーセナルを離れることになる模様で、近日中に発表される見込みになっているという。なお、トーマスは新天地については時間をかけて決断することが伝えられている。
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