2002年5月6日生まれの稲村は現在23歳。
稲村は自身初となる海外挑戦に際して、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「アルビレックス新潟を愛するすべての皆様へ このたび、海外移籍することに決めました。それに伴いチームを離れることになりました。まずは、チームが苦しい状況の中、このような決断をしてしまい、申し訳ありません。そして、アルビレックス新潟への加入が内定した特別指定期間を含めて約2年間、サポーターの皆様からたくさんの愛情を注いでいただき、本当にありがとうとざいました。今季の開幕戦で、自分のチャントを響かせてくださった時に、大きな責任感と自覚が生まれました。このチームを勝たせたい、 サポーターの皆さんを毎週笑顔にしたい。この想いが自分の原動力でした」
「『LA FAMILIA』 サポーターの皆さんが大事にしている言葉であり、自分もこの言葉が大好きです。この言葉が示すように、新潟に根付く大きなファミリーという雰囲気が、アルビレックス新潟の一番の強みだと思います。
「しかし、自分の目標から逆算した時に、今このタイミングで海外挑戦することが最善だという考えに至りました。快く送り出してくださる方ばかりではないのは承知ですが、この決断が正解だったねと、いつの日か皆さんが思い、誇りを感じていただけるよう、死にものぐるいで闘ってきます」
「最後になりますが、アルビレックス新潟に関わるすべての皆様、日々の活動を支えてくださる皆さんの応援があったからこそ、自分は新潟という地で成長することができました。プロサッカー選手としての基礎を築くことができたのは、皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。新潟で得たすべての経験を胸に、新たなチャレンジに向かいます。皆さんに、自分と過ごした時間に誇りを持ってもらえるように頑張ります。約2年間という短い時間でしたが、本当にありがとうございました!」
なお、稲村の移籍先として有力視されているのは、スコットランドの“名門”セルティックだ。